親指でんきに乗り換えた時の記録
人様に電力会社を紹介している手前、1社でも多くの電力会社を利用してみたいということで、今回はこれまで契約していたあしたでんきから「親指でんき」に切り替えてみました。新電力はこれで5社目。切り替え手続きの流れや、契約してみて分かった顧客対応などを詳しく紹介していきます。
目次

親指でんきへの乗り換え手順
切り替えまでの流れを紹介します。
乗り換えのタイムライン
まずは申し込みから切り替え完了に至るまでの流れを、実際の日付を交えて紹介します。
日付 | イベント |
---|---|
9月30日 | 親指でんきの公式サイトから申し込み |
10月17日 | 親指でんきに切り替わった |
これまで契約していた電力会社に対しては、親指でんきから解約手続きがいくので自分で手続きする必要はありません。
ちなみに我が家では毎月16日が検針日であるため、電力会社を切り替える際はいつも17日付けで新しい会社に切り替わっています。申し込みのタイミングにもよりますが、次回か次次回の検針日をもって切り替わることが多いです。
なお、まだ「スマートメーター」(次世代型のデジタル式電力メーター)が設置されていない場合は、その工事も入ります。工事は地域の大手電力会社が担当し、工事費用や立ち会いは必要無いです(ごく一部例外もあるが)

WEBから申し込み
WEBサイトから申し込みを行いました。
申し込み時に準備するもの
申し込みをする際には、住所などの個人情報に加えて「供給地点特定番号」という22桁の数字と、今お使いの電力会社の「お客様番号」が必要です。
大手電力会社を契約している場合は、いずれも電気の検針票に書いてあるのでそれを入力します。新電力の場合は契約時に交付される書類か、ウェブのマイページに書いてあるはずです。
なお、申込み時にはクレジットカード番号などの入力は必要ありません。開通後に手続きします。

乗り換えた感想
親指でんきに乗り換えてみた感想を紹介します。
手続きがやや面倒
これまで使ってきたENEOSでんき、Looopでんき、東京ガス、あしたでんきと比べて、若干申し込みのフローが面倒だと感じた部分がありました。
それはクレジットカード情報の登録です。
他の新電力はいずれも申込時にカード情報を登録するのですが、親指でんきは開通後にサポートセンターからメールが届き、そこに記載されたリンクを開いてカード情報を登録する必要があります。
顧客対応に不満
一連の申し込み手続きの中で、顧客対応に不満を感じました。
まず、申し込みをした直後に「申し込みを受け付けた」というメールが1通届いて以来、何の音沙汰も無かった点です。
直前に契約していた「あしたでんき」からは10月18日(切り替えの翌日)に契約が終了した旨のメールが届いたのですが、親指でんきからは開通の知らせは何も届きませんでした。
不安に感じたので切り替えから1週間経って、こちらからメールを送り、ようやくマイページのログイン情報や契約情報が記載された「申込内容確認書」が送られてきました。
Looopでんきの場合は切り替わる前にメールで切り替えの予定日を知らせてくれたので、そのようにしてくれると安心して待てると思いますが・・
また、カード情報が登録できなかった(有効期限の選択メニューが無かった)ことをサポートに問い合わせたところ、1週間経っても返事が来ていないので無視されたのかと思いきや、改めて登録画面を開くとちゃんと修正されていました。知らせてくれないと分からないです。

「見える化」は便利だった
最後に、良い点も紹介します。
自宅の電気使用量を確認できる「見える化」のシステムが充実しています。
他の新電力では月・日・時間帯別の使用量を確認できる程度のものですが、親指でんきの「見える化」では曜日別の集計や、時間帯別(昼・夜間)の集計表示も可能です。時間帯別の集計は初めて見たので、感心しました。時間帯によって料金単価が変わるプランに乗り換える際に役立ちます。
また、マイページから自分で設定した使用量(kW)をオーバーすると、指定したメールアドレスにアラートのメールが飛ぶ機能もあります。積算の使用量ではなく、瞬間的な使い過ぎを知らせる機能です。
使用量データの更新は環境によって異なる場合があるかもしれませんが、我が家ではおおむね1時間遅れ程度で確認できています。これまで契約した新電力の中では最もタイムラグが少ない(更新が速い)です。