パレット電気の口コミ・評判

パレット電気の概要


運営会社 パレットクラウド 電力調達 大阪ガス
CDエナジー(関東)
供給エリア 沖縄・離島除く全国 契約条件 パレット管理
導入物件

パレット電気の特徴


 200万戸で導入されているクラウド入居者管理システム「パレット管理」を導入している賃貸住宅向けに提供されている電力供給サービスです。パレットクラウド社が募集し、電力供給は大阪ガス系が行います。


 大手電力や他の新電力の料金メニューと比較しながら、メリット・デメリットを分かりやすく解説します。




料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量で大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北陸電力エリア
パレット電気B
-0.1%
-33円
-1.4%
-1327円
-2.3%
-2487円
-3.0%
-3728円
四国電力エリア
パレット電気A
-0.0%
-15円
-1.5%
-1576円
-2.4%
-2975円
-3.2%
-4471円

 代表して上記2エリアの料金シミュレーションを紹介します。他の地域については、当サイトの電気料金一括比較シミュレーションに掲載しているので、こちらをご確認ください。


 大手電力の標準メニューと同水準か、やや安くなる料金設定です。新電力の料金プランとしては平均〜やや割高な料金設定です。


 基本料金0円としていますが、契約容量に応じて電力量料金の単価が変わる特殊な料金体系を取っており、実質的にそれが基本料金の役割を果たしています(関西・中国・四国を除く)


セット割引は?


 東京ガスのエリアでは「パレットガス」を提供しており、都市ガスと電気のセット割引が提供されています。


 セット契約にすることで電気代が0.5%引きになります。


解約時の違約金は?


 解約違約金などは発生しないとしています。


支払い方法は?


 クレジットカード払いと口座引落に対応しています。


パレット電気の評価


 


新電力としては「割高」な料金設定


 上の料金シミュレーションでも示したとおり、パレット電気は大手電力の標準メニューと比較して若干安くなる料金設定です。新電力の料金水準としては割高といえます。


 例えば東京電力エリアで2人暮らしの平均使用量(30A・月348kWh)で試算すると、パレット電気は年間で7000円以上割高です。東電と比較すると1670円安いものの、新電力としては料金削減メリットの薄い料金体系です。


 東電エリア、1人暮らしの平均使用量(20A・月170kWh)では東電と「ほぼ同額」であり、差はありません。他のエリアについても、一人暮らしでは大手電力とほぼ同額になる料金設定です。


シャーメゾンなどで賃貸物件で契約を強制される場合も


 パレット電気は積水ハウスのシャーメゾンなどの賃貸住宅に入居する際、利用を強制される場合があります。


 入居後に「パレット電気への切り替え」を後から求められた場合はそれに従う必要は多くの場合無いと考えられます。国民生活センターなどへの相談を推奨します(消費者ホットライン 電話:188)


 一方、入居時に結んだ賃貸借契約の中に「本貸室の電気はパレット電気から供給されます」といった一文があった場合は、それに従う必要があると考えられます。


 このように入居者が利用する電力会社を指定した賃貸物件は全体の中での割合はまだ非常に小さいものの、徐々に増えています。仲介した不動産会社や大家・管理会社などに入居者が支払った電気代の一部が還元される仕組みです。


 一方で、大手電力よりもわずかに安いとはいえ、新電力としては割高な電気料金を入居者が支払うことになる点はデメリットと言えます。また、例えば環境に配慮した再エネ100%の電気を購入したいとか、そういった選択も妨げられる恐れがあります。


 我が家は江戸時代から不動産賃貸業を営んでいます(私自身も個人事業主の開業届けを出しています)が、せっかく「自由化」されて消費者一人ひとりが自分の意思で選べるようになったものを囲い込む、というのはいかがなものか、と思います。電力会社を指定した賃貸物件はまだまだ少数派なので、気になる人は他の物件を選ぶことを推奨します。選択肢は他にいくらでもあります。我が家の物件ではこのような電力会社の指定は一切行っていませんし、今後も指定することはありません。


 グレードの低い賃貸アパートでこのような指定を行うのはまだ理解できますが、シャーメゾンは比較的グレードの高い賃貸住宅なので、このような電力会社の指定はなおさら行うべきではないと思います。パレット電気を採用しているのはシャーメゾンだけではありませんが。


 管理会社などが指定するケースとは別に、不動産仲介が独自に電気を提案するケースもあります(エイブルでんきタウン電気など)


環境面・エコ


 環境省が公表したCO2排出係数のデータは以下のとおり(2019年度実績)


大阪ガス CDエナジー
2019年度 495g-co2/kWh 432g-co2/kWh

 パレット電気は関東ではCDエナジーダイレクト、関東以外のエリアでは大阪ガスが電気を供給します。


 大阪ガスは新電力としては平均的なCO2排出量、CDエナジーは新電力としてはやや少ない(東電と比較しても少ない)値です。




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