Pontaでんきの口コミ・評判

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Pontaでんきの概要


運営会社 KDDI系 電力調達 他社発電所、卸電力取引所など
地域によっては大手電力が供給
供給エリア 沖縄・離島除く全国 契約条件 特になし

Pontaでんき公式サイト

Pontaでんきの特徴


 PontaでんきはKDDI系のエネルギー企業であるauエネルギー&ライフが提供している家庭向けの新電力サービスです。一部地域では同社が電気を供給、東電管内など一部地域では大手電力会社が電力供給を行います。


 auでんきなど一般的な電気料金プランでは、毎月の電気料金の額に応じて一定率のポイントを付与するものが多いですが、Pontaでんきは毎月定額のポイントが付与されます。何がメリットで何がデメリットなのか、電力自由化の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた私が分かりやすく解説します。


料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
 総務省統計から算出した世帯人数別の平均的な電気使用量をもとに、各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します(2024年3月分燃料費調整額を含んだ試算)


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
でんきM(D)
-1800円 -1800円 -1800円 -1800円
東京電力エリア
でんきM(D)
-1800円 -1800円 -1800円 -1800円
中部電力エリア
でんきM(D)
-1800円 -1800円 -1800円 -1800円
中国電力エリア
でんきM(D)
-1800円 -1800円 -1800円 -1800円
四国電力エリア
でんきM(D)
-1800円 -1800円 -1800円 -1800円

 年間1800円分、安くなる料金プランです。一人暮らしでは多くの地域で「最安水準」、地域によっては二人暮らし世帯でも割安な料金水準です。


 なお、関西・九州の2エリアでは燃料費調整額の関係で大手電力従量電灯よりも割高になるため注意してください。


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ポイント付与額は月150ポイント


 毎月150ポイントが付与されます。付与されるポイントはPontaポイントです。


解約時の違約金は?


 解約違約金や手数料などはありません。契約事務手数料などの初期費用もありません。


支払い方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


 auやUQmobileの回線を契約している人は通信料と一緒にまとめ払いすることも可能です。


新規契約で2千円分ポイント付与


 公式サイトからの新規申込みで2000円分のPontaポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。この割引は当サイトの試算には含めていません。Pontaでんき開通月の翌翌月までに特典ポイントが付与されます。


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Pontaでんきの評価


 


北海道・東京・中部・中国エリアで安い


 上記エリアでPontaでんきは、大手電力従量電灯プランより割安です。Pontaポイントの付与分、毎月約150円分安くなる料金体系です。


 これらの地域、とりわけ電気をあまり使わない一人暮らし世帯や、二人暮らし世帯におすすめです。


関西・九州では非推奨 割高です


 上記2エリアでは、Pontaでんきは大手電力従量電灯よりも割高です。


 燃料価格の変動を電気料金に転嫁する燃料費調整という料金項目があります。これまでPontaでんきは大手電力の従量電灯プランと同様に燃料費調整に「上限」を設けていましたが、2022年11月分から上限を撤廃しました。


 現在、これら2地域では燃料費調整が上限を超えて推移しており、その結果として燃料費調整に上限が無い料金プランは上限がある大手電力従量電灯よりも割高になっています。


燃料費調整の上限ありと無し


環境面・エコ


 東北・北陸・四国・九州の4エリアではauエネルギー&ライフが電気を供給します。


 環境省が公表したCO2排出係数のデータによると、KDDIのCO2排出量は1kWhあたり417g(2020年度実績)と、新電力の中でも排出量が少ないと言える水準でした。大手電力と比較しても、排出量が少ないグループの水準です。


 上記4エリア以外では東京電力など各地域の大手電力が電気を供給しています。供給される電気は大手電力の通常の契約と同じもので、CO2排出量の増減はありません。


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