一人暮らしで楽天でんきを契約すると「損」になる理由

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一人暮らしでは「高い」楽天でんき


 電気代の安さで人気を集めている楽天でんきですが、一人暮らし世帯が契約すると大手電力会社よりもかえって電気代が高くなり、損をします。なぜそう言えるのか、詳しく解説します。



楽天でんき公式サイト

そもそも契約出来ないケースも多い


 楽天でんきは30A以上でないと契約できません。


 ワンルームや1Kでの一人暮らしの場合、契約容量は20A以下の場合が少なくありません。20A以下で契約している場合は、楽天電気を契約することが出来ないため注意が必要です。


契約出来てもメリットは薄い


 30A以上、あるいは契約容量関係無く契約出来る関西・中国・四国・沖縄にお住まいの場合、楽天電気は一人暮らし世帯にはおすすめできません。その理由を解説します。


標準的な使用量でのシミュレーション


 一人暮らし世帯の標準的な電気使用量をもとに試算します。月170kWh(30A契約)の電力を使用するケースで、大手電力会社の標準的なプランと比較して年間いくらお得・損になるのか一覧にまとめます。


電力会社 年間差額
東京電力 1021円トク
中部電力 2171円トク
関西電力 495円損

 注意点としては、関西電力エリアや中国、四国、沖縄電力エリアでは大手電力会社よりも「割高」となります。これらの地域にお住まいの一人暮らしの方には推奨できません。


他社と比較してメリットは薄い


 東京電力エリアや中部、北海道など契約容量によって基本料金が変わるエリアでは、楽天でんきへの乗り換えで電気代が大手電力会社よりも安くなるケースがほとんどです。


 ですが、安くなる幅は同条件で「最安値水準」の他の新電力と比較して小さいと言わざるを得ないため、楽天でんきは一人暮らし世帯では契約するメリットが小さいです。


 例えば東京電力エリアで楽天でんきは東電よりも年間1021円安くなりますが、同じ条件で3千円前後安くなるプランもあります。楽天でんきは入会特典ポイントも付きますが、それを加味してもメリットは薄いと言えるでしょう。


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メリットが薄い理由


 一人暮らし世帯で楽天電気のメリットが薄い、あるいは大手電力会社よりも割高となる原因は、その特徴的な料金体系にあります。


 大手電力会社をはじめ、日本の一般的な電気料金プランは「3段階制」という仕組みです。使用量が増えると料金単価が3段階で高くなる料金体系で、一人暮らしのように電気をあまり多く使わない場合は安く使えます。


楽天でんきは1段階制料金プラン

楽天でんきの料金プラン(灰色の部分)

 一方、楽天電気は使用量に関係無く、料金単価が一定です。そのため、使用量が少ない家庭が大手電力会社から乗り換えると、電気料金の単価が高くなってしまいます。逆に、たくさん電気を使う家庭は大幅に安く使えます。


一人暮らしにおすすめの電力会社は


 一人暮らし世帯には3段階制の料金プランで「安い」料金プランを提供している新電力をおすすめします。地域ごとに安い会社が異なるので、詳しくは以下の記事を参照してください。


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楽天電気がお得なケースもある


 「メリットが薄い」と解説しましたが、逆に楽天電気が「最安値水準」でお得になるケースもあります。


40A以上で契約している場合はお得


 楽天電気の料金プランは、上で紹介した一定額の料金単価に加え「基本料金0円」という特徴もあります。他社では契約容量に応じて高くなる基本料金が0円です。


 一人暮らし世帯でも、40A以上で契約している場合は楽天でんきの乗り換えることで電気料金がとても安くなります。月170kWhで試算すると例えば東京電力エリアの場合は年間4453円の節約に、北海道では8167円の節約になります。いずれも、他の新電力と比較しても最安値水準と言える試算結果です(当サイトの電気料金シミュレーションに掲載している5562プラン中で)


 アンペア制ではない関西、中国、四国、沖縄エリアについては、一人暮らし世帯では他社の方がお得です。


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