【低圧電力】楽天でんきの「動力プラン」の解説

楽天でんきの低圧電力「動力プラン」の解説


 通販サイト「楽天市場」を運営する楽天が、大手電力会社「低圧電力」相当の動力プランの募集をはじめました。このプランのメリット・デメリットを他社の動力プランと比較しながら分かりやすく解説します。


二子玉川にある楽天本社

東京・二子玉川にある楽天本社


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料金プランの解説


 まずは料金プランの特徴を紹介します。


いくらお得になるのか


 大手電力会社の「低圧電力」プランとの料金単価の比較と、小規模マンションのエレベーターを想定した年間削減額の目安です(契約容量3kW 月85kWh 力率85%)


基本料金

1kWあたり
従量料金
年間削減額

小規模マンションEV
夏季
その他
北海道電力エリア -46.0%
695円/kW
+29.5%
22.9円/kWh
-15988円
東北電力エリア -45.1%
695円/kW
+41.7%
22.6円/kWh
+55.9%
22.6円/kWh
-12628円
東京電力エリア -38.1%
695円/kW
+19.2%
20.7円/kWh
+31.0%
20.7円/kWh
-10774円
中部電力エリア -39.2%
695円/kW
+25.6%
21.4円/kWh
+38.2%
21.4円/kWh
-10531円
北陸電力エリア -40.4%
695円/kW
+38.2%
16.8円/kWh
+51.4%
16.8円/kWh
-11276円
関西電力エリア -35.5%
695円/kW
+12.2%
16.4円/kWh
+24.9%
16.4円/kWh
-10833円
中国電力エリア -37.4%
695円/kW
+21.7%
18.3円/kWh
+33.1%
18.3円/kWh
-10664円
四国電力エリア -37.8%
695円/kW
+16.5%
18.4円/kWh
+28.1%
18.4円/kWh
-11420円
九州電力エリア -31.3%
695円/kW
+6.9%
18.3円/kWh
+18.6%
18.3円/kWh
-8916円

 従量電灯相当では対応している沖縄エリアには対応していません。


 全地域、基本料金が695円/kWと大手電力会社と比べて大幅に安く設定されている一方、従量料金単価が大幅に高く設定されています。従量料金は大手電力や他の多くの新電力会社は季節によって単価が異なりますが、楽天では年間を通じて同額です。珍しい料金体系といえます。


 なお、電灯契約とは別の電力会社と契約することも可能です。それぞれ安くなる会社と契約することで、経費削減幅を大きくすることが出来ます。


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解約時の違約金は?


 特に契約期間の定めは無く、解約によって違約金が発生することはありません。


支払い方法


 クレジットカードのみです。なお、楽天カード以外のクレジットカードにも対応しています。


 口座振替でないと払えないという場合には、親指でんきがおすすめです。同じく基本料金が安く設定されているプランで、口座振替に対応しています。


楽天でんき「動力プラン」のメリット


 このプランのメリットを紹介します。


基本料金が最安値水準


 前半でも説明したように、基本料金の単価が新電力会社の中でも「最安値水準」に設定されています。


 稼働時間の短い機械などに低圧電力を契約している場合は、月々支払う電気料金に占める「基本料金」の比率が大きくなりがちです。そうした場合、楽天でんきのように基本料金が安い料金プランに切替えることで電気料金を大幅に圧縮することが可能です。


別途ポイントが付く


 上の試算には含めていませんが、200円につき1ポイント(実質0.5%)の楽天ポイントがつきます。例えば月5000円の電気代であれば、月25ポイント・年間で300ポイントつく計算です。


 なお、貯まったポイントを電気代の支払いに充てることも出来るので、ポイントの処理も楽々です。


ポイントを電気代の支払いに充てることができる

ポイントを電気代の支払いに充てることができる

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楽天でんき「動力プラン」のデメリット


 続いてデメリットを紹介します。


料金単価が高い


 基本料金が大幅に安い反面、従量料金の単価は大幅に高く設定されています。


 稼働時間が長く消費電力が大きい場合などには、楽天でんきではない新電力会社を選んだほうがお得になる場合もあるでしょう。業務用冷凍庫や空調などが該当すると思います。


入会特典ポイントは付与対象外


 楽天でんきでは入会特典として2000円分のポイントがもらえますが、これは「動力プラン」は対象外です。注意してください。


利用には楽天のアカウントが必要


 楽天でんきを利用するには、楽天のアカウントが必要です。支払いに使うクレジットカードも、楽天アカウントに登録されたものから選択することになります(楽天でんき入会時に追加も可能)


 電気代に対して付与される楽天ポイントは、アカウントに対して付与されます。会計処理上明確にするのであれば、新たに楽天アカウントを新規開設するなどの対応が必要となるでしょう


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