2人暮らしで楽天でんきは安いが、割高になるケースもある

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2人暮らしで楽天電気はどうか、数字で検証。


 楽天電気を「2人暮らし」で契約するとどうなのか。モデルケースをもとに数字で検証した結果を全国の450社と比較しながら解説します。



楽天でんき公式サイト

楽天電気を2人暮らしで契約すると


 数字を交えながら解説します。


大手電力会社との料金比較(地域別)


 まずは気になる電気料金を見てみましょう。当サイトで「2人暮らし」の平均的な使用条件として設定している月348kWh・30A契約で試算します。大手電力会社の標準的なプランである従量電灯と電気代を比較します。


エリア 年間削減額・率
北海道電力 調整中
料金試算で確認
東北電力 調整中
料金試算で確認
東京電力 調整中
料金試算で確認
中部電力 調整中
料金試算で確認
北陸電力 調整中
料金試算で確認
関西電力 調整中
料金試算で確認
中国電力 調整中
料金試算で確認
四国電力 調整中
料金試算で確認
九州電力 調整中
料金試算で確認
沖縄電力 -442円

 大手電力から楽天電気に乗り替えることで、年間数千円〜8千円の節約になります。


楽天でんき公式サイト

 なお、この料金プランには燃料費調整の上限が設定されていません。上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます(市場連動型の調整単価は一部未反映)


入会特典ポイントやポイントアップも


 上記の試算には含めていませんが、楽天でんきは新規契約で楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施していることが多いです。最新のキャンペーン情報は公式サイトで確認してください。


オール電化住宅では割高になるリスクが


オール電化住宅のエコキュート

オール電化住宅のエコキュート(給湯システム)

 上記の試算では大手電力会社と比較して「安くなる」と紹介しましたが、むしろ割高となるケースがあります。特に注意が必要なのがオール電化住宅です。


 オール電化住宅向けの「オール電化プラン」は、深夜の料金単価が大幅に安く設定されています。オール電化住宅では、エコキュートや電気温水器といった電気を使ってお湯をまとめて深夜に沸かして貯めておく給湯システムが使われるため、深夜の料金単価が安いプランと組み合わせて使う必要があります。


 楽天でんきは現状、オール電化プランを提供していません。オール電化住宅では必ず「オール電化プラン」を契約してください。他社の安いプランは以下の記事にまとめてあります。


2人暮らし世帯で楽天電気はどうか(結論)


 結論をまとめます。


東北以外のエリアでは電気代削減効果あり


 東北を除くエリアでは、大手電力から楽天でんきに乗り換えることで、電気代が安くなります。2人で1年に1〜2回、ランチを食べに行けるほどの節約になります


 東北電力エリアを除く地域では、2人暮らしに楽天でんきは「おすすめ」です。


楽天でんき公式サイト

東北電力エリアでは他社を推奨


 一方、東北電力エリアでは上の料金シミュレーションでも紹介したように、東北電力と電気代はほぼ変わりません。共働きで家をあけている時間が長い場合など、電気の使用量が少ないケースでは東北電力よりもかえって「割高」となるリスクもあります。したがって東北電力エリアの2人暮らし世帯にはおすすめできません。


 東北でも電気代が「安くなる」新電力は他にあるので、詳しくは以下の比較表をご覧ください。




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