リミックスでんきの概要
運営会社 | リミックスポイント | 電力調達 | 主に卸電力取引所 |
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供給エリア | 沖縄離島除く全国 | 契約条件 | 地域によっては 30A以上 |
目次

リミックスでんきの特徴
- 仮想通貨交換業などを手掛けるリミックスポイント社
- 電気代高騰リスクがある市場連動型プランに移行
中古車売買や旅行関連事業、子会社で仮想通貨事業などを手掛ける東証スタンダード上場のリミックスポイント社の電力サービスです。
「市場連動型」という特殊な料金体系を採用しており、状況によっては電気代が高額になるリスクがあります。メリット・デメリットを分かりやすく解説します。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
30分単位で料金単価が変動する「市場連動型プラン」を採用しています。市場連動型プランでは電力取引価格に応じて料金単価が変動します。事前の予想が出来ないため、当サイトでは市場連動型プランの料金シミュレーションは行いません。
また、市場連動型プランにはリスクがあります。記事後半で詳しく解説するので併せて必ずご確認ください。
解約時の違約金は?
解約違約金などは掛かりません。
支払い方法は?
口座振替とクレジットカード払いに対応しています。

リミックスでんきの評価
顧客対応は?
2020年8月の土曜日(お盆休み中)にメールで問い合わせをしたところ、週明け月曜日の朝9時台に返信が届きました。新電力のメール対応の速さとして良好と言えます。
また、返信の内容も的確だったので質の面でも特に問題は見受けられませんでした。
環境面・エコ
環境省が2021年1月に公表したCO2排出係数のデータによると、リミックスでんきのCO2排出量は1kWhあたり507g(2019年度実績)と、新電力としては「平均的」といえる成績でした。
電気代高騰リスクがある市場連動型プラン
リミックスでんきの「Styleプラス」は、30分ごとに料金単価が変動する市場連動型プランです。
市場連動型プランは日本卸電力市場というマーケットでの電力の取引価格に電気料金の単価が連動する特殊な料金体系です。リミックスでんきの場合、30分ごとに電力取引価格が変動します。
電力取引価格が下がれば電気代が安く、上がると電気代が高くなります。電力取引価格はしばしば高騰することがあり、そのような場面では市場連動型プランは東京電力などの一般的な料金プラン(従量電灯)と比べて電気代が2倍以上3倍近くに暴騰したことも過去にありました。市場連動型プラン、とりわけリミックスでんきのように30分単位で料金単価が変動する料金体系はリスクが大きいです。
西日本エリア(北陸、中部、関西、中国、四国、九州電力エリア)では比較的電力取引価格が安定しておりリスクは小さいですが、東日本エリア(北海道、東北、東京電力エリア)ではしばしば高騰、また高い水準で推移しているため注意が必要です。
電力取引価格は太陽光発電が活発に発電する「晴れた日」の「昼間」に安く推移する傾向があります。そのタイミングで多く電気を使える環境、例えば電気自動車やプラグインハイブリッド車を所有していたり、蓄電池やオール電化(エコキュートなど)を導入している場合はメリットを得やすい料金体系です。
電力取引価格は事前の予想が出来ないため、事前の料金シミュレーションは成立しないことから当サイトの電気料金一括シミュレーションには掲載していません。また、当サイトでは他社の市場連動型プランも含め、市場連動型プランの利用を推奨しません。
