しろくま電力の口コミ・評判

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しろくま電力の概要


運営会社 aftetFIT 電力調達 FIT電気、卸電力取引所など
供給エリア 沖縄・離島除く全国 契約条件 特になし

しろくま電力の特徴


 「しろくま電力」はafterFIT(アフターフィット)社の新電力サービスです。ゆりやんレトリィバァや南海キャンディーズの山崎静代を起用したCMをタクシーなどで流していました。


 最近注目が高まる「再エネ」の電力を販売しています。当サイトの料金シミュレーションに掲載している449社・5562プランと比較しながら、メリット・デメリットを解説します。


公式サイト

料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 他社との料金比較は電気料金一括シミュレーションで確認できます。毎月独自に変動する電源調達調整単価を反映した試算が可能です(毎月更新)


 なお、電気代が電力取引価格に連動して変動する市場連動型プランという特殊な料金体系を採用しています。電力取引価格が高騰すると電気代が高騰するリスクがある点には注意が必要です。市場連動型のリスクについては記事後半で解説します。


解約時の違約金は?


 契約期間の定めはなく、解約違約金などは発生しないとしています。


支払い方法は?


 個人の場合はクレジットカードのみ対応しています。


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しろくま電力の評価


 


顧客対応は?


 2021年7月にメールで問い合わせを行ったところ、2日後に返信が届きました。少々込み入った問い合わせ内容であったことを差し引かねばなりませんが、新電力のメール問い合わせへのレスポンスとしては「速くはない」という評価になります。


 回答内容は的確かつ詳細なものでした。


環境面・エコ


 電源構成(2021年度計画値)としてFIT電気(太陽光)60%、卸電力取引所37%、その他3%という電源構成を公表しています。FIT電気は太陽光発電として発電された電力ですが、ルール上は再生可能エネルギーとしては扱わない・CO2を排出する電力とされており、電力を調達した時点での「再エネ比率」は0%です。


 この電力に「非化石証書(再エネ指定あり)」を100%付加することで、実質再エネ100%、CO2排出ゼロとしています。平均的な大手電力・新電力は1kWhあたり500g程度のCO2を排出してつくられた電力を販売しており、月300kWhの電力を使用する一般家庭では電気の使用だけで月150KgのCO2排出量が発生します。その分を数字上「ゼロ」にできるのがしろくま電力です。


 再エネ電力を購入することで、世の中に「再エネが増えるのか」を示す「追加性」という言葉があります。しろくま電力の電力に追加性があるのか尋ねたところ、将来的には追加性が認められる形での調達を目指しているとしており、現時点においては必ずしも追加性があるわけではないようです。


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電気代高騰リスクがある市場連動型プランとは


 しろくま電力は電気代高騰リスクがある市場連動型プランという料金体系を採用しています。このメリットとリスク・デメリットを解説します。


電源調達調整費単価とは


 しろくま電力では「電源調達調整費単価」という独自の料金項目を設定しています。これは東京電力や関西電力といった大手電力の標準メニューには無い料金項目です。


 電源調達調整費単価は「電力取引価格」を元に算出され、電気代の計算に使われるものです。「電力取引価格」が高くなると電気代が高く、下がれば電気代も安くなります。


 一般的な新電力会社、大手電力各社では財務省の「貿易統計」の数字をもとに、エネルギーの輸入価格の変動を電気代に転嫁する燃料費調整制度を採用しています。これとは全く異なる計算方法と言えます。


電気代が高額になる恐れも


東京エリアプライスの推移

2021年1月と、2022年の年間に高騰が発生

 電力取引価格はしばしば暴騰することがあります。通常は月平均で1kWhあたり8円程度という水準の値動きですが、例えば2021年1月の東京エリアでは66.53円、2022年は年間を通じて概ね20〜30円と、平均的とされていた水準の3倍前後で推移しました。


 このような電力取引価格の高騰は、大手電力各社の標準メニューなど一般的な電気料金メニューの電気料金には直接影響を与えません。電力取引価格が高騰しても、それが反映されるルールになっていないためです。


 ですが、しろくま電力のような市場連動型プランの場合、電力取引価格の高騰が電気代の高騰に直結します。例えば、市場連動型プランを採用しているとある新電力の場合、2022年の一時期は大手電力標準メニューと比較して一般家庭の平均的な使用条件で1.5〜2倍という高額な電気代が発生していました。市場連動型プランにはこのように、電気代が高額になるリスクがあります。


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電力取引価格が下がれば電気代も安くなる


 逆に、電力取引価格が下がれば電気代も安くなります。


 例えば2023年8月分の電源調達調整費単価を含めた料金試算では、しろくま電力を含めた市場連動型プランが軒並み、当サイトの電気料金一括シミュレーションで「最安水準」と表示されています。これは2023年春以降の電力取引価格がある程度落ち着いて推移しているためです。


 ですが今後の電力取引価格次第では一変して大幅に割高になるリスクがある点には注意が必要です。リスクが大きいため、当サイトではしろくま電力を含め、市場連動型プランの利用を推奨していません。料金シミュレーションでも初期状態では市場連動型プランを表示しない設定としています。


高騰への「備え」はあるがリスクは残る


 しろくま電力では、電力取引価格高騰に備えて平時に「料金高騰準備金」を積み立てる独自の仕組みを採用しています。他社の市場連動型プランと比較すると、幾分リスクは低いと言えるでしょう。ですが市場連動型プラン自体のリスクが大きいため、当サイトでは利用を推奨しません。「積み立てた」金額以上の高騰が起こるリスクも否定できません。


 私は電力取引価格を週数回チェックしているので、電力取引価格の暴騰が起きた際はTwitterアカウント:@powerhikakuでアラートを出します。もし市場連動型プランを契約する場合は私のTwitterアカウントをフォローしてチェックしてください。市場連動型プランは契約したら何も気にせず使い続けられる料金プランではありません。上級者向けです。


 電源調達調整費型の市場連動型プランは、前月の電力取引価格を元に電気代が計算されます。例えば1月の取引価格を、2月の料金に反映します。そのため、高騰の兆しが見えた、あるいは実際に高騰が発生してから速やかに他社への切り替えを完了することで電気代高騰から逃れられる場合があります。日々のチェックを怠らないでください。


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