ティーダッシュの概要
運営会社 | ティーダッシュ イーレックス子会社 |
電力調達 | 不明 |
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供給エリア | 全国(沖縄・離島除く) | 契約条件 | 特になし |
目次
ティーダッシュの特徴
- 旧ズームエナジージャパン
- 2020年からイーレックス子会社に
- 大手電力より1%安くなる料金プラン
ティーダッシュは新電力大手、東証一部上場のイーレックスの子会社の新電力です。2020年以前は外資系新電力ズームエナジージャパンとして営業していました。
2021年9月に料金プランを全面的に変更しています。変更後の新しい料金プランについて、メリット・デメリット両面から解説します。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量で大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します。
お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
東北電力エリア スマートアンペア |
-1.0% -502円 |
-1.0% -1099円 |
-1.0% -1288円 |
-1.0% -1488円 |
代表して東北電力エリアの試算を紹介します。そのほかのエリアについては電気料金一括比較シミュレーションで確認できます。
料金プランはシンプルに、各地域の大手電力会社の標準メニューである「従量電灯」と比較して一律1%安くなる料金設定です。新電力の料金水準としては「割高」と言えます(特に使用量が多い場合)
なお、この料金プランには燃料費調整の上限が設定されていません。上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます(市場連動型の調整単価は一部未反映)
解約時の違約金は?
契約期間の定めはなく、解約違約金もありません。
支払い方法は?
クレジットカード払い、口座振替と220円の手数料が掛かりますがコンビニ払いにも対応しています。
ティーダッシュの評価
新電力としては「割高」な料金設定
料金シミュレーションのところでも紹介したように、ティーダッシュは大手電力の標準メニュー(従量電灯)と比較して1%安くなる料金設定です。これは電力自由化によって参入した新電力の中では「割高」といえるものです。
英語でのサポートにも対応
ズームエナジージャパン時代からの特徴として、英語による対応も行っています。大手電力各社では英語や中国語などでの対応を行っているところもありますが、新電力で外国語をサポートしているところは珍しいです。
ACNジャパンとの関係は?
ティーダッシュはズームエナジージャパン時代から、ACNジャパンを販売パートナーとしています。この記事では詳細を解説しませんが、ACNジャパンはいわゆるネットワークビジネスを展開している会社です。ACNジャパンでは、ティーダッシュの電力を商材の一つとして取り扱っています。
環境面・エコ
環境省が公表したCO2排出係数のデータによると、ティーダッシュのCO2排出量は1kWhあたり450g(2019年度実績)と、新電力としてはCO2排出量が「やや少ない」といえるものでした。