東京電力エナジーパートナーの電気料金プランやセット割を詳しく解説

東京電力エナジーパートナーの概要

親会社 東京電力 電力調達 自社メイン
供給エリア 東京、中部、関西電力エリア 契約条件 特に無し

特徴

・新電力は不安だ、という人におすすめ
・LPガス会社との連携強化 セット割引で攻勢


 これまで関東地方の電力供給を独占してきた東京電力。しかし電力自由化が始まって2年で東京ガスをはじめとする新電力に1割を超える顧客を奪われてしまいました。


 そんな東電もただ手をこまねいているわけではなく、中部地方や関西地方にも進出して顧客の獲得を進めているほか、関東でも新たな料金プランを投入して顧客の繋ぎ止めに必死です。


 そんな東電の料金プランを詳しく解説していきます。




料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
東京電力エリア
スタンダードS
-0.5%
-243円
-0.5%
-555円
-0.5%
-643円
-0.5%
-735円
東京電力エリア
プレミアムS
+143%
+73469円
+12.8%
+14536円
-0.9%
-1252円
-3.3%
-5069円
東京電力エリア
アクアエナジー100
+27.7%
+14250円
+15.1%
+17164円
+16.1%
+21332円
+16.7%
+25562円
中部電力エリア
スタンダードS
-2.0%
-1047円
-3.5%
-3923円
-3.5%
-4488円
-3.4%
-5091円
中部電力エリア
プレミアムS
+127%
+66906円
+9.6%
+10702円
-3.1%
-3998円
-5.2%
-7826円
関西電力エリア
スタンダードX
+28.3%
+12584円
+7.7%
+7944円
+7.8%
+9239円
+5.2%
+7020円

 主なプランを抜粋して掲載します。その他のプランは料金シミュレーションなどの掲載しています。


 いずれのプランも、新電力と比較してとりたててお得なプランとはいえません。


 なお、上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます。


 2022年9月分の燃料費調整単価で試算すると、関東では燃料費調整に上限が無いスタンダードSよりも従量電灯Bの方が安いです。プレミアムSについても多くの一般家庭では従量電灯Bより高くなっています。


各料金プランの解説


 料金プランの種類が多いので、簡単に特徴を解説します。


・スタンダードプラン
 標準的な使用量の世帯向けのプラン


・プレミアムプラン
 電気の使用量が多い世帯向けのプラン。


・アクアエナジー100 関東のみ
 東電が保有する水力発電所の電気を使えるというプランです。
 CO2排出量「ゼロ」を謳っています。料金はかなり高いです。


 この他にもオール電化用のプランや、夜間の料金が安いプランなどがあります。


セット割引は?


セット割対象サービス 詳細 割引額
都市ガス 東電のガスとセット契約 月100円引き
(年間1200円)

 東電はガス自由化にも参入しており、ガスと電気をセット契約にすることで割引があります(東電のほかニチガスやレモンガスでも適用可:関東のみ)


 ガス・電気ともに新しい会社に別々に乗り換えた方が「圧倒的にお得」なのでおすすめはしません。


支払い方法は?


 上で紹介した「自由化プラン」については、口座振替とクレジットカード払いのみです。コンビニ払いには対応していないこと、また口座振替を選んでも「口座振替割引」(月54円)は無いので注意してください。


東京電力エナジーパートナーの評価


環境面は?


東電の環境への配慮はどうか  CO2排出量を示すCO2排出係数を見ると、東電の値は0.474kg-CO2/kWh(28年度実績)と大手電力10社の中では良い方です。新電力と比べても悪くない数字です。
 中電、関電からの乗り換えでもCO2排出量はわずかに減ります。


水力発電の電気を使えるアクアエナジー100


 「CO2排出ゼロ」を謳うアクアエナジー100プランについては、選ぶ価値があるのかどうか正直疑問です。
 アクアエナジー100を選ぶ人がいなければ、その電気は東電の一般の利用者に供給されるわけで、それならわざわざ選ぶ理由があるのかというのが一番の疑問点です。
 また、料金が割高である点も見逃せません。同じく「再エネ100%・CO2排出ゼロ」を掲げるグリーナでんきは大手電力会社の従量電灯プランと同額という料金設定です。




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