テラセルでんきの口コミ・評判

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テラセルでんきの概要


運営会社 エネクスライフサービス 電力調達 不明
九州は九州電力供給
供給エリア 沖縄、離島除く 契約条件 20A以上

TERASELでんきの特徴


 伊藤忠エネクスの家庭向け電力サービスです。同社はプロパンガス会社として、これまでもガスの契約者を主な顧客として電気の販売を行ってきましたが、TERASELでんきはオンラインで幅広いユーザーにアプローチすることを目標としています。


 そんなテラセルでんきのメリット・デメリットを、全国452社・5562プランと比較しながら解説していきます。


公式サイト

料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量で大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
TERASEL北海道B
-2831円 -6150円 -7147円 -8200円
北海道電力エリア
超TERASEL北海道B
-1812円 -8063円 -9925円 -11914円
東北電力エリア
TERASEL東北B
-2182円 -5002円 -5674円 -6563円
東北電力エリア
超TERASEL東北B
-1127円 -4830円 -6817円 -8758円
東京電力エリア
TERASEL東京B
-2413円 -5319円 -6210円 -7153円
東京電力エリア
超TERASEL東京B
-1683円 -8159円 -10722円 -13566円
中部電力エリア
TERASEL中部B
-1055円 -2245円 -2610円 -2996円
中部電力エリア
超TERASEL中部B
-1012円 -3814円 -5099円 -6444円
北陸電力エリア
TERASEL北陸B
-2191円 -4654円 -5379円 -6147円
北陸電力エリア
超TERASEL北陸B
-1156円 -4062円 -5242円 -6503円
中国電力エリア
TERASEL中国A
-2693円 -6094円 -6962円 -7889円
中国電力エリア
超TERASEL中国A
-1086円 -6213円 -8862円 -11695円
四国電力エリア
TERASEL四国A
-2711円 -6444円 -6955円 -7903円
四国電力エリア
超TERASEL四国A
-1048円 -6070円 -9363円 -12485円

 当サイトの試算には楽天ポイント還元を0.5%として含めて計算しています。キャッシュバックなどは含めていません ※関西・九州は燃料費調整額の関係で試算調整中


 東北・関東・中部・中国・四国電力エリアではトップクラスの安い料金です。単身からファミリー世帯まで安いです。逆に北海道・北陸電力エリアでは他社に見劣りします。


 1人暮らしや2人暮らしでは「TERASELプラン」が、ファミリー世帯には「超TERASELプラン」が安いです。


公式サイト

セット割引は?


 電気代200円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。当サイトの試算では0.5%還元として計算に含めています。


解約時の違約金は?


 解約違約金等は発生しません。


支払い方法は?


 クレジットカード、口座振替に対応しています。


契約特典 8000円分ポイント等


 契約特典として、8000円相当のポイントなどがもらえる特典を提供しています。


特典 金額
楽天ポイント 8000円分
PayPayポイント 8000円分
Amazonギフト券 8000円分
Apple Gift Card 8000円分
StockPoint 2000円分
電気代を寄付 電気代2%分を寄付

 上記のいずれから特典を選ぶことができます。特典の内容は変更される場合があるので申込時に確認してください。当サイトの試算には上記の割引分は含めていません。なお、キャンペーンで特典が増量されており、通常は2000円分のポイント付与となっています。


公式サイト



テラセルでんきの評価


 


環境面・エコ


 環境省が公表したCO2排出係数のデータによると、TERASELでんき(供給元であるエネクスライフサービス)のCO2排出量は1kWhあたり425g(2022年度実績)と、新電力としては排出量が「やや少ない」といえる成績でした。


 非化石証書を利用することでCO2排出量をゼロとした「超TERASEL 再エネプラン」も提供しています。


 なお九州エリアでは九州電力が電気の供給を行っています。


テラセルでんきが割安な地域は?


 テラセルでんきが他社と比較して「割安」な地域は以下のとおり。



 上記のエリアでは他の新電力と比較しても競争力のある料金設定です。「選ぶべきプラン」は使用条件により異なるので、記事前半の試算値を参考にしながら選んでください。


 以下の2地域では他社の方が割安です。



 上記の2地域ではオクトパスエナジーの方がTERASELでんきより大幅に安いので、こちらをおすすめします。


 加えて、以下の2地域ではTERASELでんきは大手電力会社と比較してメリットが薄いか、割高になるリスクがあります。



 電気代には燃料価格の変動を転嫁する燃料費調整額という項目があります。TERASELでんきの燃料費調整額は、各地域の大手電力会社(関西電力や九州電力など)と同等の計算式を採用しています。しかし大手電力の標準メニュー(従量電灯)の燃料費調整額には上限設定があるのに対し、TERASELを含む多くの新電力の燃料費調整額には上限設定がありません。2022年から関西・九州ではこの上限を超えて推移しているため、上限設定が無い料金メニューはリスクがあります。


公式サイト

市場連動型プラン(マーケットプラン)も提供


 市場連動型の「マーケットプラン」「マーケットあんしんプラン」も提供しています。これらのプランは「電力取引価格」に連動して、電気代の単価が変動する特殊な料金プランです。


近年高騰を繰り返す電力取引価格

近年高騰を繰り返す電力取引価格

 電力取引価格が高騰しなければ、こうした市場連動型プランの電気代は通常のプランより安くなります。ですがこれは例えるなら自動車保険に入らずに車を運転して、事故が起こらなければ保険料が浮いてお得になるのと同じことで、事故が起きたときに高くつくリスクがあります。なお、事故は近年たびたび発生しています(2021年1月、2022年下半期)


マーケットプラン マーケット
あんしんプラン
参照する電力取引価格 上限無し 36円/kWh
料金 +1.1円/kWh
マーケットプラン比

 マーケットあんしんプランは電気代を計算する際の電力取引価格に36円/kWhの「上限」を設けており、リスクが大きく抑えられています。平時の電気代はマーケットプランよりも一般家庭で月に数百円高くなりますが、「万が一」のことが起きた際の電気代は10倍を超える差になる場合もあります(あんしんプランの方が安い) したがって、市場連動型プランを選ぶのであればマーケットあんしんプランの方を推奨します。


 他社の市場連動型プランにはこのような「上限」が無いのが一般的ですし、上限があっても水準が高いです(例えばLooopでんきは上限128円/kWh→しかも月120kWh分までの適用) TERASELでんきのマーケットあんしんプランは市場連動型プランとしてはリスクがかなり抑えられています。


 「TERASELプラン」「超TERASELプラン」などにはこのような市場連動リスクはありません。電力取引価格の変動(TERASELにとっては仕入れ価格変動)リスクをTERASELでんきで吸収しています。


公式サイト



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