東武のでんきの概要
運営会社 | 東武鉄道グループ | 電力調達 | 出光興産 |
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供給エリア | 東京電力管内 | 契約条件 | 特に無し |
目次
東武のでんきの特徴
- 出光興産の電気を供給 料金プランも同じ
- ガソリンの割引特典も
- 東武線沿線で使えるクーポンを配信
東武鉄道グループの東武エナジーサポートが提供している「東武のでんき」を紹介します。
東武のでんきは昭和シェル石油が電気を供給しており、料金プランも昭和シェルと同じですが、若干異なる部分もあるので両者の違いも明らかにしながら解説します。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。
お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
東京電力エリア Sプラン |
-984円 | -5495円 | -7244円 | -9115円 |
冒頭でも紹介したように、出光興産の電気と同じ料金プランです。
料金水準は関東エリアでは「平均クラス」と言えるもので、例えばENEOSでんきなどと比べるとやや高いです。
この他、オール電化プランなどがあります。
なお、この料金プランには燃料費調整の上限が設定されていません。上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます(市場連動型の調整単価は一部未反映)
セット割引は?
東武のでんきを契約すると、以下の特典があります。
- 昭和シェルのスタンドでの給油が2円/L引き
- 東武グループの施設の利用料金がおトクに
例えば東武ワールドスクウェアや東武動物公園の入園料が200円(大人)安くなるなどの特典があります(2019年6月現在) 昭和シェルの電気にも給油の割引特典がありますが、東武グループの施設の割引は無いので、沿線にお住まいの方は「東武のでんき」を契約した方がおトクです。
解約時の違約金は?
契約上は1年契約となっていますが、途中で解約しても違約金などは発生しないとしています。昭和シェルの電気と同じです。
支払い方法は?
口座振替とクレジットカード払いに対応しています。
東武のでんきの評価
昭和シェルの電気との違いは?
昭和シェルの電気との違いを整理すると、東武グループの施設で利用できるクーポンの有無が最大の違いと言えます。
昭和シェルと直接契約するとこの特典は無いので、東武線沿線にお住まいの人は「東武のでんき」で契約した方がおトクです。
実際に契約する相手は昭和シェル(出光興産)ですし、料金プランなどのサービス内容にも大きな違いはありません。
環境面・エコ
昭和シェルは東京ガスなどと共同で大規模な火力発電所などを運営しており、過去には98%がこうした自社のLNG火力発電所からの調達となっていましたが、直近(2015年度実績)では70%がLNG火力、20%がバイオマス発電(FIT電気)となっています。
CO2排出量は1kWhあたり476gと、東電と同等です。新電力としては平均的か、やや少ない水準です。