東北電力の概要
親会社 | 東北電力 | 電力調達 | 自社の余剰電力 |
供給エリア | 東京電力エリア | 契約条件 | 特に無し |
特徴
・「よりそう、でんき」の新ブランドで参入、東北復興支援にも繋がると謳う
・2018年1月から値下げ
・電力契約者は「よりそうeねっと」でポイント獲得。申し込みはWebから
東北・新潟県で電気を供給してきた東北電力が、東京電力エリアにも電気を供給しています。
2016年4月に参入したものの、2017年12月時点の加入件数はわずか450件と苦戦(初年度目標は1万件だった) その最大の理由は「料金が東電とほぼ変わらなかった」点にあります。
そこで2018年1月からは値下げを行い、以前より少しお得になりました。東北や新潟に縁のある人の加入を期待しているとのことです。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。
お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
お得率 年間節約額 |
+4.9% +2495円 |
-3.5% -3955円 |
-3.4% -4507円 |
-3.3% -5097円 |
以前よりは若干お得率が大きくはなったものの、安売り攻勢を掛けて東電の顧客を奪っていく意気込みは全く感じられません。東北や新潟に縁がある人、もしくは電気を「買って応援」したい人にはおすすめです。
なお、この料金プランには燃料費調整の上限が設定されていません。上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます(市場連動型の調整単価は一部未反映)
セット割
「よりそうeねっと」という会員サイト経由で、以下の特典を受けることが出来ます。
セット割対象サービス | 詳細 | 割引額 |
よりそうeポイント | ・検針をWEBに ・クレジットカード払い |
毎月50ポイント 毎月25ポイント |
東北電力の評価
電気料金のお得感が・・
上でも紹介しましたが、関東地区に参入している新電力の中でも「お得率」は下位と言わざるを得ません。東北(電力)を支援したいという人以外には、乗り換えのメリットが小さい言えます。
環境・エコは?
CO2排出量で見ると、東京電力と比べて11%ほど排出量が多くなっています。
関連記事
![]() |
東京電力エリアにおすすめの電力会社関東地方の新電力の料金を一挙に比較できます |
![]() |
新電力の選び方〜選ぶポイントはここ!新電力を選ぶ「3つの」ポイントを紹介します。 |
![]() |
セット割でお得に選ぶ新電力ガスや携帯電話料金とセットでお得になる新電力 |