東京ガスに電気ガスをまとめるメリット・デメリット

東京ガスと東京電力を比較します


 お互いに電気・ガスに参入し、競争している東京ガスと東京電力。では、どちらと契約するのが「お得」なのか、数字で検証します。



まずは料金を比較してみよう


 百聞は一見にしかず。まずは東京ガスと東京電力、両社の料金プランを比較してみましょう。


モデルケースで試算した結果


 総務省「家計調査」から推定した、2人暮らし世帯の「平均使用量」によるシミュレーション結果を紹介します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
東京ガスのガスと
東電の電気
5007円 9306円 14313円 -
電気・ガスともに東電
(1年目)
4607円 9202円 13809円 -504円
電気・ガスともに東電
(2年目以降)
4857円 9202円 14059円 -254円
電気・ガスともに東京ガス 5007円 8573円 13580円 -733円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWh:30Aで計算
2人世帯の平均使用量です

 東電は契約から1年目のみ、ガス代が「8%引き」(東京ガスと比べて)になります。2年目以降は「3%引き」に値上がりするので、1年目と2年目以降を分けて試算しました。


 結果は明白で、東京ガスにまとめた方が安いです。
 使用量が多い場合や、少ない場合でも同様に東京ガスの方が安いです。


東京ガス公式サイト

東京ガスにまとめるメリット


 続いて、東京ガスに電気・ガスをまとめるメリットを料金以外の面から詳しく紹介します。


CO2排出量が東電より19.4%少ない


 電気は電力会社によってCO2排出量に大きな差があります。「CO2排出係数」という数値で比較することが出来ます。


 2016年度実績で見ると、東電は1kWhあたり474gの排出量だったのに対し、東京ガスは382gと、19.4%少ないです。平均的な使用量の家庭では、年間のCO2排出量が384Kgもの差になります。


解約時の手数料が無い(東電にはある)


 東京ガスの電気・ガスは解約時の違約金や手数料が掛かりません。私も実際に東京ガスの電気を解約したことがありますが、もちろん何も取られていないです。


 それに対し東京電力では、電気(ガスとセット契約にするプラン)を解約する場合「いつでも」540円の事務手数料が掛かります。何年契約しても、解約時に必ず540円掛かるので注意が必要です。


 なお、東京電力でも一般的なプラン(従量電灯B or Cプラン)を解約するのに違約金や解約事務手数料は掛かりません。したがって、東京ガスなどの新電力に切り替える際に違約金などは掛かりません。


東京ガス公式サイト

紙の検針票が無料で発行される(東電は有料)


東京ガスの検針票(ガス・電気セット)

東京ガスの検針票(ガス・電気セット)

 東京ガスにまとめた場合、紙の検針票がこれまで通り毎月紙で届きます。電気とガスが1枚につながった検針票で、それぞれの内訳を確認できます(あわせてウェブからも確認可能) 検針票の発行手数料は無料です。


 それに対し東京電力では、紙の検針票が必要な場合は毎月108円の手数料が掛かります。もっとも、ウェブでも確認が可能なので必ず108円払う必要があるわけではありません。


東京ガスにまとめるデメリット


 東京ガスにもデメリットがあります。


セット契約でない方が更に安くなる


 東京電力と比較すると東京ガスの方が安くなるものの、電気・ガスそれぞれ別の会社に切り替えることで「更に」節約額を大きくすることが可能です。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
電気・ガスともに東京ガス 5007円 8573円 13580円 -733円
レモンガス
エルピオでんき
4794円 8620円 13414円 -899円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWh:30Aで計算
2人世帯の平均使用量です

 冒頭で紹介したのと同じ条件での試算ですが、それぞれ安い会社と契約することで、東京ガスに「まとめる」場合と比べて更に月166円・年1992円の節約になります。


 電気・ガスともに手続きは簡単で、手元に検針票とクレジットカードを用意しておけば各5分、合計10分程度で完了します。面倒に感じる場合や、請求を一つにまとめたい場合は東京ガスにまとめるのが良いでしょう。


東京ガス公式サイト

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