東京ガスの電気の評判

東京ガスの電気の概要


運営 東京ガス 電力調達 自社ガス火力発電所など
供給エリア 東京電力エリア 契約条件 特になし
電気だけでも契約可


東京ガスの電気の公式サイト

特徴


・首都圏最多の300万件に電力を供給
・自社LNG火力発電所で供給電力の80%をまかなう
・基本料金3ヶ月無料のキャンペーンを実施中


東京ガスが運営する「がすてなーにガスの科学館」


 都市ガスの国内最大手ですが電力自由化を機に電力事業に参入しました。新電力(大手電力=旧一電を除く電力会社)としては最多の300万件(2022年4月時点、電力需要実績)の契約を獲得しており、沖縄電力(89万件)や北陸電力(212万件)も抜いて「大手電力会社」へと歩みを進めています。


 電気・ガスの「セット契約」を全面に押して営業していますが、果たして他社のセット契約プランと比較して本当におトクなのか。料金シミュレーションの結果をもとに、メリット・デメリットを解説します。。


料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 東京ガスへの乗り換えで、電気料金が年間どれくらい安くなるのか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
基本プラン
ガスとセット契約
-3.5%
-1812円
-5.8%
-6626円
-6.5%
-8614円
-7.0%
-10736円
基本プラン
電気のみ
-3.1%
-1565円
-5.4%
-6091円
-6.0%
-7993円
-6.5%
-10025円
さすてな電気 0%
0円
0%
0円
0%
0円
0%
0円

 「さすてな電気」は実質再エネ100%の電力を供給するプランで、付加価値がある分料金は通常のプランよりも割高に設定されています。


 なお、上記のシミュレーションには燃料費調整の上限を反映しておらず、燃料価格の推移によって試算結果が変わる場合があります。短期的には東電の標準プラン(従量電灯)よりも割高になる場合もあります。2022年9月分燃料費調整単価では「さすてな電気」は東電従量電灯より割高に、基本プランも一人暮らし世帯では割高になっており、2人以上世帯でも上表の削減率から縮小している状況です。


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セット割引・特典


セット割対象サービス 詳細 割引額
ガス 都市ガスとセット契約 0.5%引き
ポイント還元 電気料金に付与 1000円につき15P
クラシル有料機能 「人気順検索」が利用できる
※ガスとセット契約のみ
22年9月で提供終了
無料

 レシピサイト「クラシル」の有料機能の一部が無料で使える特典が付いています(2022年9月で提供終了予定)


 ポイント還元は1000円につき15ポイント、付与されたポイントはdポイントや楽天ポイント、T-PointやPontaポイント等々に交換可能です。当サイトでは1.4%還元として試算に含めています※ポイント還元率は予告なく変更される場合があるとのことです


解約時の違約金は?


 東京ガスの電気は契約期間に関係なく解約時の違約金はありません。


最新のキャンペーン情報


 電気代の基本料金3ヶ月無料になるキャンペーンを実施しています。当サイトの試算にはこの割引分は含めていません。


 例えば30A契約の場合は、合計で2574円、50A契約の場合は4290円の割引となります。


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東京ガスの電気のデメリット


 実際に契約した経験もふまえて、注意点とデメリットを指摘します。


MyTokyoGasのデータ更新が遅い


 電気使用量などをグラフで詳細に確認できる「MyTokyoGas」というサービスがあります。自宅の30分ごとの電気使用量をグラフで確認したり、節電アドバイスをもらえる便利なサービスです。


電気使用量を確認できるMyTokyoGas


 他社の同様のサービスと比べても充実した内容となっている点は良いのですが、データの更新・反映が遅いというデメリットがあります。電気使用量のデータは反映までに一日半程度の遅れがあります。


 他社では翌朝までに前日のデータが反映されているのが一般的ですし、ENEOSでんきエルピオでんきでは「数時間遅れ」でほぼリアルタイムで確認できます。更新頻度が遅いと使い物になりません。


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環境・エコ


電源構成は?


内訳 比率
LNG火力 81.02%
卸電力取引所 10.15%
石炭火力 2.65%
再エネ 5.24%

 公式サイトで公表されている、2020年度実績の電源構成です(2022年6月時点での最新情報)
 自社グループのLNG火力発電からの調達が8割以上を占めています。  


CO2排出量が少ない


 電源構成は上で紹介したとおりですが、注目すべきはCO2排出量の少なさです。環境省が2022年1月に公表したデータでは、東京ガスのCO2排出量は1kWhあたり364g(2020年度)と、新電力や大手電力と比較して優秀と言える値です。


 東京電力と比較してもCO2排出量が17%少ないです。


 また、実質再エネ100%・CO2排出量ゼロの電力を供給するさすてな電気という料金プランも提供しています。


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「東京ガスの電気」の安さの秘密は?


 東京ガスの電気は関東圏でもトップクラスのお得率を実現しています。その理由は何なのか。安さの秘密をこっそり教えます。


自社運営の大規模発電所


 東京ガスは関東各地に大規模なガス火力発電所を多数保有しています(昭和シェルなどとの共同出資)


 他のほとんどの新電力は自社で発電所を保有していないため、供給する電気を市場から調達する必要があります。しかしそうした調達価格は、電気の需給が大きく変動するのにあわせて日々大きく動いています。


電気の市場調達価格は大きく変動する

電気の値段は大きく動きつづける

 東京ガスは自社が保有する発電所から電気を安定的に調達できるため、他の新電力よりも安定して収益を上げられる体制が整っています。


 また、東京ガスの発電所は東京ガスのLNG基地(海外から輸入したガス原料を船から降ろして保管するところ)に近い場所におかれています。


 既存の設備を活かしつつ、また国内でも3位という大規模なLNG調達量から得られるスケールメリットがあるからこそ、この低料金を実現できたというわけです。


東京ガスの低料金の秘密


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