東京ガスの電気の評判

東京ガスの電気の概要


運営 東京ガス 電力調達 自社ガス火力発電所など
供給エリア 東京電力エリア 契約条件 1Sは制限無し
ずっとも電気1は30A以上


東京ガスの電気の公式サイト

特徴


・首都圏最多の250万件に電力を供給
・自社LNG火力発電所で供給電力の80%をまかなう
・2021年5月に新たな料金プラン「基本プラン」を発表
・基本料金3ヶ月無料+3000円分のポイント 7月31日まで


東京ガスが運営する「がすてなーにガスの科学館」


 首都圏でガスの供給を手がける東京ガスが、電力自由化で注目を集めています。
 新電力としては最多の250万件の契約を獲得しており、沖縄電力(89万件)や北陸電力(212万件)も抜いて「大手電力会社」へと歩みを進めています。


 電気・ガスの「セット契約」を全面に押して営業していますが、果たして他社のセット契約プランと比較して本当におトクなのか。料金シミュレーションの結果をもとに、メリット・デメリットを解説します。。


料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 東京ガスへの乗り換えで、電気料金が年間どれくらい安くなるのか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


 2016年〜2021年5月まで新規契約できた、過去の料金プランです。なお、既に契約している人は継続して利用できます。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ずっとも電気1
ガスとセット
20A契約不可 -7.8%
-8896円
-8.5%
-11331円
-9.1%
-13880円
ずっとも電気1S
ガスとセット
-3.3%
-1682円
-5.6%
-6340円
-6.2%
-8269円
-6.7%
-10328円
ずっとも電気1
電気のみ
20A契約不可 -4.9%
-5596円
-6.0%
-8031円
-6.9%
-10580円
ずっとも電気1S
電気のみ
-2.8%
-1429円
-5.1%
-5793円
-5.7%
-7634円
-6.3%
-9600円

 プランは大きく分けて2種類。


 使用量が多い世帯向けの「ずっとも電気1」はガスとセット契約にすることで関東エリアで上位の低料金を実現しています。一人暮らしのように、電気の使用量が少ない場合は東電よりも電気代が高くなるため、2人以上の世帯向けのプランです(月160kWh以下で割高)


 「ずっとも電気1S」は使用量が少ない世帯向けです。一人暮らしや、二人暮らしでも共働きなどで使用量が少ない世帯でお得です。


 2プランともガスとセット契約の場合は関東の新電力としては「上位の」料金水準ですが、電気・ガスそれぞれ別の安い会社に切り替えた方が節約額が年間数千円あるいは1万円近く大きくなります。


 2021年5月から始まった、新たな料金プランです。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
基本プラン
ガスとセット契約
-3.5%
-1812円
-5.8%
-6626円
-6.5%
-8614円
-7.0%
-10736円
基本プラン
電気のみ
-3.1%
-1565円
-5.4%
-6091円
-6.0%
-7993円
-6.5%
-10025円
さすてな電気 0%
0円
0%
0円
0%
0円
0%
0円

 東京電力の標準メニューと比較して、使用量に関係なく割安になる料金体系です。一人暮らしの場合は東電管内の新電力の中でも最安水準と言ってよい料金設定、2人以上の世帯では「平均的」と言える料金設定です。


 「さすてな電気」は実質再エネ100%の電力を供給するプランで、東電の標準メニューと同額の料金設定です。


東京ガスの電気の公式サイト

セット割引・特典


セット割対象サービス 詳細 割引額
ガス 都市ガスとセット契約 0.5%引き
ポイント還元 電気料金に付与 1000円につき15P
クラシル有料機能 「人気順検索」が利用できる
※ガスとセット契約のみ
無料

 レシピサイト「クラシル」の有料機能の一部が無料で使える特典が付いています。


 ポイント還元は1000円につき15ポイント、付与されたポイントはdポイントや楽天ポイント、T-PointやPontaポイント等々に交換可能です。当サイトでは1.4%還元として試算に含めています。


 以前は「生活駆けつけサービス」が「ずっとも電気1」プランに付いていましたが、現在契約できる基本プランには付いていません。


解約時の違約金は?


 東京ガスの電気は契約期間に関係なく解約時の違約金はありません。


最新のキャンペーン情報


 電気代の基本料金3ヶ月無料になるキャンペーンを実施しています。この割引分は、当サイトの試算には一切含めていません。


 例えば30A契約の場合は、合計で2574円、50A契約の場合は4290円の割引となります。


 また、2021年7月31日までに新規で電気を申し込むと3000円分のポイントがもらえるキャンペーンもあわせて実施しています。この特典分も当サイトの試算には含めていません。


東京ガスの電気の公式サイト

東京ガスの電気のデメリット


 実際に契約した経験もふまえて、注意点とデメリットを指摘します。


MyTokyoGasのデータ更新が遅い


 電気使用量などをグラフで詳細に確認できる「MyTokyoGas」というサービスがあります。自宅の30分ごとの電気使用量をグラフで確認したり、節電アドバイスをもらえる便利なサービスです。


電気使用量を確認できるMyTokyoGas


 他社の同様のサービスと比べても充実した内容となっている点は良いのですが、データの更新・反映が遅いというデメリットがあります。電気使用量のデータは反映までに一日半程度の遅れがあります。


 他社では翌朝までに前日のデータが反映されているのが一般的ですし、ENEOSでんき楽天でんきでは「数時間遅れ」でほぼリアルタイムで確認できます。更新頻度が遅いと使い物になりません。


東京ガスの電気の公式サイト

環境・エコ


電源構成は?


内訳 比率
LNG火力 72%
卸電力取引所 10%
石炭火力 8%
再エネ 3%

 公式サイトで公表されている、2019年度実績の電源構成です(2021年4月時点での最新情報)
 自社グループのLNG火力発電からの調達が7割以上を占めています。  


CO2排出量が少ない


 電源構成は上で紹介したとおりですが、注目すべきはCO2排出量の少なさです。環境省が2021年1月に公表したデータでは、東京ガスのCO2排出量は1kWhあたり364g(2019年度)と、新電力や大手電力と比較して優秀と言える値です。


 東京電力と比較してもCO2排出量が20.0%少ないです。


 また、実質再エネ100%・CO2排出量ゼロの電力を供給するさすてな電気という料金プランも提供しています。


東京ガスの電気の公式サイト

「東京ガスの電気」の安さの秘密は?


 東京ガスの電気は関東圏でもトップクラスのお得率を実現しています。その理由は何なのか。安さの秘密をこっそり教えます。


自社運営の大規模発電所


 東京ガスは関東各地に大規模なガス火力発電所を多数保有しています(昭和シェルなどとの共同出資)


 他のほとんどの新電力は自社で発電所を保有していないため、供給する電気を市場から調達する必要があります。しかしそうした調達価格は、電気の需給が大きく変動するのにあわせて日々大きく動いています。


電気の市場調達価格は大きく変動する

電気の値段は大きく動きつづける

 東京ガスは自社が保有する発電所から電気を安定的に調達できるため、他の新電力よりも安定して収益を上げられる体制が整っています。


 また、東京ガスの発電所は東京ガスのLNG基地(海外から輸入したガス原料を船から降ろして保管するところ)に近い場所におかれています。


 既存の設備を活かしつつ、また国内でも3位という大規模なLNG調達量から得られるスケールメリットがあるからこそ、この低料金を実現できたというわけです。


東京ガスの低料金の秘密


東京ガスの電気の公式サイト

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