20Aで東京ガスの電気を契約するメリット・デメリット

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20Aで東京ガスの電気を契約するのは損か、得か


 20A契約で東京ガスの電気を契約するのは損なのか、得なのか。東京電力やほかの新電力の料金プランと比較しながら、結論を出します。



東京ガスの電気の公式サイト

20A契約で東京ガスは「安い」のか


 まずは料金シミュレーショの結果を紹介します。


料金シミュレーション


 20A契約、一人暮らし世帯の平均的な使用量である月170kWhという条件で、東京電力の標準的なプランである従量電灯Bと料金を比較します(年間の削減額)


プラン名 年間削減額
基本プラン
ガスとセット契約
-1214円
基本プラン
電気のみ
-858円

 「基本プラン」は、東京ガスのガスとセット契約にすることで、電気代が0.5%割引となります。


 東京電力エリアの新電力の料金プランとしては、最安水準と言える料金設定です。


東京ガスの電気の公式サイト

使用量に関係なく東電より安くなる料金設定


 他の新電力では、20A契約では東電よりも「割高」となる料金体系を提示しているところが珍しくありません。


 電気料金比較サイトとしては最も多くの電力会社を掲載している当サイトの電気料金シミュレーションで、20A契約月170kWhという条件を調べると160プラン中60プランは東電よりも割高となります(記事執筆時点)


 この点、東京ガスの「基本プラン」は基本料金が東電と同額、従量料金が東電と比較して安く設定されるため、東電よりも高くなることが無い料金体系です。使用量が1kWhでも1000kWhでも安くなります。


mytokyogasの見える化画面

ウェブで電気使用量の詳細なグラフを確認できる

東京ガスの電気の公式サイト

他社と比べると「割高」


 東京ガスよりも安い新電力も存在しています。20A契約で「最安水準」の他社のプランと東京ガスの電気料金を比較します(東京電力の従量電灯Bと、月170kWhで料金を比較)


プラン名 年間削減額
Pontaでんき
基本プラン
プランM
-1800円
東京ガス
基本プラン
ガスとセット契約
-1214円
東京ガス
基本プラン
電気のみ
-858円

 PontaでんきはKDDI系の企業が提供しています。20A契約の平均的な使用条件では、東京ガスの電気よりも安く、それだけでなく関東の新電力でも最安水準です。料金高騰リスクがある市場連動型プランでは無い点や、解約違約金が無い点でもおすすめです。



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