東京ガスの「生活まわり駆けつけサービス」を分かりやすく解説
東京ガスの一部の電気料金プランに付帯している「生活まわり駆けつけサービス」の利点や特徴を、他社のサービスとも比較しながら分かりやすく解説します。
なお、2021年5月からの新プランである「基本プラン」には無料付帯していないので注意してください。
目次

東京ガスの「生活まわり駆けつけサービス」とは
まずは「生活まわり駆けつけサービス」の特徴を解説します。
一部の電気料金プランに無料付帯
東京ガスの「電気」の一部プランに無料で付帯しているサービスです。対象となっている料金プランは以下のとおり。
- ずっとも電気1
- ずっとも電気2
いずれも、電気・ガスをセット契約としている場合が対象です。
使用量が少ない世帯向けの「ずっとも電気1S」や、エレベーターなどで使用する動力プラン相当の「ずっとも電気3」は対象外です。
対象のプランを利用していれば、特に追加で申し込み手続きなどは必要無く利用できます。
サービスの内容は?
大きく分けて、以下の3つの箇所で発生したトラブルに対し、24時間365日・無料で専門スタッフが駆けつけ、30分まで応急対応をしてくれます。
- 水回り
- 玄関鍵
- 窓ガラス
例えば漏水や水が止まらない・流れないといったトラブル、鍵を無くしたりして玄関が開かなくなってしまった際の解錠などを行ってくれます。
作業に30分以上掛かる場合や、部品代などが別途発生する場合がありますが、自分で業者を頼む場合と比べてかなりお得です。

東京ガス「東京ガスの「生活まわり駆けつけサービス」のメリット
他社のサービスとも比較しながらメリットを解説します。
使う機会は少ないが一度でも使えばかなりお得
このようなサービスを使う機会は滅多に無いかもしれません。電気のトラブルに対応する「駆けつけサービス」を提供していた他社では、利用者があまりにも少ないとしてサービスの提供を終了してしまったところもあります。
とはいえ、一度でも使う機会があれば、電気料金の削減メリット以上にお得です。水のトラブル救急車など大手の専門業者に依頼すると最低でも1回8000円程度の費用が掛かりますが、東京ガスの生活駆けつけサービスを利用すれば費用が発生しないか、発生してもわずかな金額で済みます。
トラブルが発生した際に連絡すべき場所が予め分かっている点も、安心感がありメリットがあると言えるでしょう。
他社の駆けつけサービスより範囲が広い
他の新電力でも「駆けつけサービス」を提供しているところが少なくありません。ですが対応する範囲が「電気のトラブル」に限定されている場合が多いです。
例えばENEOSでんきやエルピオでんき、Looopでんきなど駆けつけサービスを提供している新電力は他にも多数ありますが、いずれも電気のトラブルのみ対処するものです。
東京ガスの駆けつけサービスの方が、より利用する可能性が高いと言えるでしょう。

新プランには付帯しない
東京ガスでは2021年5月に電気料金プランの変更を行いました(既存契約者は従来プランを継続利用可能) 以降の新たなプラン「基本プラン」には、上で紹介した生活まわり駆けつけサービスは付いていないので注意してください。
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