東京ガスの電気は2人暮らしで安いのか、高いのか

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東京ガスの電気は2人暮らしでもお得なのか、数字で検証。


 東京ガスの「電気」は2人暮らしで契約しても安いのか高いのか。450社の料金プランと比較しながら分かりやすく解説します。



東京ガスの電気の公式サイト

東京ガスの電気料金プラン


 東京ガスの電気料金プランを、2人暮らしの平均的な使用条件に基づいてシミュレーションします。


2人暮らしの平均使用量でのシミュレーション


まずは2人暮らしの平均的な使用条件である、30A契約・月348kWhを使用する場合の料金シミュレーションを紹介します。東電の標準的な料金プランであるスタンダードSとの料金比較です(2024年9月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元原則含む、同額の再エネ賦課金は含まない)


プラン名 年間削減額
基本プラン
ガスとセット契約
-5081円
基本プラン
電気のみ
-4322円

 2人暮らしの場合、東電より年間4〜5千円前後安くなる料金設定です。


 東京ガスのガスとセット契約にすることで、電気代が0.5%安くなるセット割引があります。


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東電のセット契約より安い


 東京電力、東京ガスは電気・ガスのセット契約の獲得にしのぎを削っています。2人暮らしの平均使用量で2社のセット契約料金を比較します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
電気・ガスともに東電 4947円 9329円 14276円 -301円
電気・ガスともに東京ガス 5100円 8925円 14025円 -552円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWh:30Aで計算
2人世帯の平均使用量です

 電気ガスのセット契約で見た場合、東京ガスは東電と比べて大幅に安いです。使用量が多少減っても、あるいは増えた場合は更に東京ガスの方が有利です(一人暮らしの平均使用量では東電の方が安い)


 セット契約にするのであれば、東京電力ではなく東京ガスが「正解」です。


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東京ガスの電気の評価


 料金面以外のメリットやデメリットを紹介します。


解約違約金が掛からない


 東京ガスの電気・ガスは解約違約金が発生しません。短期間で解約しても違約金などは掛かりません。


 私は1社でも多くの新電力を実際に自分で契約することを目標としており、東京ガスの電気もわずか8ヶ月だけ利用しましたが、当然違約金などは一切取られていないです。


CO2排出量が少なく環境負荷が低い


 東京ガスの電気は、東電や他の新電力と比較してCO2排出量が少ないです。1kWhあたりのCO2排出量のデータを紹介します。


東京ガス 東京電力
2022年度 442g 451g
2021年度 442g 451g
2020年度 277g 441g
2019年度 364g 455g
2018年度 398g 455g
2017年度 371g 462g
2016年度 382g 474g

 いずれの年度においても、東電よりCO2排出量が少ないです。電気料金だけでなく、CO2排出量も削減することが出来ます。


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