とっとり市民電力の料金プランや電源構成・発電方法を詳しく解説

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とっとり市民電力の概要

親会社 鳥取ガス、鳥取市 供給エリア 不明

特徴

・行政―鳥取市と鳥取ガスが設立した市民電力を標榜している
・供給源は、太陽光、廃棄物、バイオマス、小水力発電
・地産地消で地域経済の循環と成長を目指す
・伊藤忠エネクスと提携


 鳥取市において、ガス供給を行っている鳥取ガスが90%、鳥取市が10%の資本構成で設立した「とっとり市民電力」は、地元の産学金官の4者が連携して新たなエネルギー産業の創出と電源開発の調査実施の成果として、資本金2000万円の出資でスタート。電力小売り自由化に合わせて、電力販売を開始することになりました。
 鳥取市の参加は、多くの地方自治体が新電力のプロジェクトに参加しているのと同様に、地産地消という域内での完結だけでなく、発電、調達、販売などの活動を通じて、地域経済の活性化を目指すことで雇用創出のチャンスと見ています。
 そして、特筆に値することとして、「とっとり市民電力」は伊藤忠エネクスと電力事業に関する業務提携(伊藤忠エネクスが代表のバランシンググループに参加)をしたことで、電源エネルギーの開発、調達、販売に専念できることになり、バックヤードとして、伊藤忠エネクスの需給管理やシステム資源の提供をうけることができるようになります。


電源構成・発電方法

 電力の調達先としては、鳥取ガスによる都市ガスでの発電の他に、太陽光発電(民間企業・鳥取市)、廃棄物発電(鳥取市−構想)、バイオマス発電(民間企業)、小水力発電(民間発電組合)からを予定しています。
 実際に、鳥取市は出力600KWの太陽光発電を行っており、それに加えて、今秋にも鳥取ガスが稼働を予定している2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が加わる方向が検討されています。




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