Japan電力を展開するアンフィニ(本社:大阪市)が15日、会社分割により新電力事業をJapan電力株式会社(本社:大阪市)に継承することを発表した。

アンフィニ社は太陽光発電機器製造事業の不振に加え、電力市場からの調達価格高騰により経営が悪化。2021年9月に東京地裁に対し民事再生法の適用を申請した。

なお、Japan電力契約者に対しては従前どおり電力の供給を継続するとしている。

新会社の本店所在地として公表された豊島区西池袋の住所には光通信グループが拠点を置いている。また、国税庁ウェブサイトによればJapan電力株式会社は1月に「株式会社おトクでんき」から商号変更したことが判明した。おトクでんきは光通信グループの新電力事業として知られており、光通信グループの下で経営再建を図るものとみられる。

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