TRENDE(東京・千代田)は25日、家庭向け新電力サービス「あしたでんき」の新規受付を一時停止した。再開は未定。資源価格高騰を理由として説明している。

同社は2017年設立、東京電力ベンチャーズや出光興産、伊藤忠商事などが出資している。

新電力が新規受付を「一時停止」する流れが加速している。資源価格高騰の影響を受け、国内における電力の取引価格の水準が原価割れを起こす水準で高止まりしていることが原因だ。加えて22日には東京・東北電力管内で電力需給の逼迫が生じ、取引価格は一時上限の80円/kWhに張り付く場面もあり卸電力取引所からの調達に頼る新電力には大きな打撃となった恐れがある。

あしたでんき