四国電力は28日、従量電灯の値上げを経済産業省に申請したことを発表した。

燃料価格高騰により業績が悪化している。今回値上げを申請したのは規制料金と呼ばれる、経産省の認可が必要な料金メニュー。燃料価格の変動を電気料金に転嫁する燃料費調整制度を導入しているが、転嫁できる燃料価格に上限を設けており直近はその上限を超えて推移していた。

申請した値上げ幅は月260kWhを使う標準世帯で27.9%、月の電気料金が2205円上昇する。

四国電力の他にも東北電力、中国電力が値上げを申請している。東京電力エナジーパートナー、北陸電力、沖縄電力も値上げする方針を表明している。