グランデータは18日、商号を変更することを発表した。
新たな社名はストエネ。11月1日に変更を行うとしている。社名変更と併せて、本店所在地と代表者も変更し経営体制を刷新するとしている。既存の契約条件は引き継ぐ。
同社は情報通信業を手掛ける光通信の子会社。電力小売のほか、ガスや通信サービスの販売を行っている。
同社をめぐっては、6月に電力・ガス取引監視等委員会が業務改善勧告を出している。2022年5月と12月に燃料費調整額の算出方法の変更を行った際、契約者に対し変更内容を十分に説明しなかったことや、同社の委託先が他の小売電気事業者の名称に酷似した文言をバナー広告に使用していたことが問題視された。今回の社名変更は一連の問題により悪化したイメージを払拭狙いもあるものとみられる。