シン・エナジー(神戸市)が7日、ネット銀行大手の住信SBIネット銀行(東京・港)と資本業務提携したと発表した。
両社は「森林・農業分野でのカーボンクレジットの創出」や「新たな金融サービスの提供」を目指し、連携することを発表した。シン・エナジーは再生可能エネルギーを活用した発電所を展開し、農業分野でも取り組みを加速している。一方、住信SBIネット銀行はテクノロジーを用いた金融サービスを提供しており、カーボンニュートラル社会実現のためにTHEMIX Green(東京・港)を設立し、森林におけるJ-クレジットの創出支援や林業の課題解決に取り組んでいる。今後、両社は森林分野での課題解決や、シン・エナジーの顧客に対し新たな金融サービスの提供を進めるとしている。
住信SBIネット銀行は異業種との提携を強化している。提携先を銀行代理業者とする「NEOBANK」を展開し新たな顧客の掘り起こしに取り組んでいる。