電力・ガス取引監視等委員会は24日、2024年10月分の電力取引の状況を公表した。

公表によると、全体の販売電力量は655億kWhと、前年同月比24億kWh増となった。記録的な残暑が続き、北日本、東日本と西日本では10月としては観測史上最高の平均気温を記録、冷房を使う機会が増えたことで電力需要増加が生じた可能性がある。

新電力のシェアは販売電力量ベースでは19.2%と、前年同月比3.3%増となった。契約口数ベースでは22.6%と、前年同月から0.6%の増加に留まった。