Looop(東京・台東)は28日、Looopでんきの燃料費調整単価の計算方法を変更し、日本卸電力取引所の取引価格に連動させることを発表した。10月分の請求から適用を開始する。
従来は石油、石炭、天然ガスの輸入価格変動を反映する仕組みで、大手電力と同じ計算方法だったが、変更後は日本卸電力取引所における電力取引価格に応じて算出するとしている。
7月1日~26日の取引価格から算出された変更後の燃料費調整単価(東京エリア)は1kWhあたり7.14円と、従来の計算方法で計算された8月分の単価と比べて2.04円の値上がりとなる。月300kWhの電力を使用する一般家庭では612円の負担増。
変更後の燃料費調整単価は10月分で1kWhあたり19.00円(東京エリア)となり、変更前の計算方法で算出された8月分の単価と比べて13.9円の値上がりとなる。単純計算で一般家庭では4170円の負担増となる。
Looopは4月に主要な料金プランの値上げを発表、6月にも動力プランの値上げを発表していた。