大阪ガスは22日、電気料金の燃料費調整額の算定に用いる平均燃料価格の上限を撤廃することを発表した。2022年11月検針分から適用する。

燃料費調整額は燃料の輸入価格の変動を電気料金に転嫁する仕組み。大阪ガスはこれまで燃料費調整額の算定に用いる平均燃料価格に関西電力の規制料金と同様の「上限」を設けていたが、これを撤廃する。燃料価格はウクライナ情勢など国際情勢の変化により高騰が続いている。

今回の変更により、一般家庭の平均的な使用条件では関西電力の規制料金と比べて電気代が高くなる。