
東京電力エナジーパートナー(東電EP)は23日、家庭向けに提供している「アクアエナジー100」の電気料金値上げを見送った。
東電EPは同日、家庭向けの主要な料金プランの値上げを発表した。従量電灯で平均28.6%、スタンダードを始めとする自由料金は平均5.28%値上げする。
アクアエナジー100は水力発電によって発電した電力を供給する料金プラン。基本料金と電力量料金が割高に設定されているが、燃料費調整制度を採用していない。そのため燃料価格が高騰している2022年下半期以降、従量電灯などと比べて電気代が相対的に割安な状況が続いている。2023年2月分燃料費調整単価では従量電灯Bより平均約8%安い。新規申し込み受付は1月11日をもって停止している。