イーネットワークシステムズは31日、低圧向け供給約款を変更し電源調達調整費を導入することを発表した。4月分料金から適用する。

新たに導入する電源調達調整費は、日本卸電力取引所における電力取引価格とベースロード市場等から調達した電力の調達費用の変動、インバランス料金、容量拠出金等を顧客が支払う電気料金に転嫁する仕組み。調達コストが基準単価を上回った場合、電気料金が上昇する。基準単価を下回る場合は電気料金が下落する。

燃料価格の高騰と電力需給の逼迫を受け、電力取引価格は高騰を続けている。電力取引価格の高止まりが続く現在の情勢下では、契約者の負担が増す恐れがある。

同社が供給する「小田急でんき」にも新たな約款を適用する。