シン・エナジーは15日、電気代に加算する電源調達調整費の計算方法を変更することを発表した。
新たな計算方法では、従来と比べて電力取引価格下落時の値引き幅が小さく、また取引価格高騰時の電気代の割増幅が大きくなる。2023年5月請求分の場合、月260kWhを使用する北海道電力管内の一般家庭では621円の値上がりとなる。変更は7月使用分から適用する。
シン・エナジーは電源調達調整費を4月に導入したばかり。5月分では電源調達調整単価がマイナスとなっている地域もあり、大手電力従量電灯と比較して電気代が10%以上割安になっている地域もあった。