
CDエナジーダイレクトは1日、電気料金の値上げを発表した。10月1日から新たな料金を適用する。
基本料金と従量料金を引き上げ、燃料費調整額を引き下げる。「ベーシックでんき」で月260kWhを使う場合、140円の値上げとなる。市場連動型の料金体系は導入せず、6月に改定された東京電力エナジーパートナーの低圧電力の燃料費調整額に合わせる。
同社は値上げを実施する理由として燃料価格の高騰や卸電力市場の高騰と、電気を届けるコストにあたる託送料金の引き上げを挙げている。託送料金は4月に引き上げられていたが、同社は料金改定を見送っていた。