Looopは25日、Looopでんきの電気料金値上げを発表した。4月から新たな料金を適用する。

4月から費用負担が開始する容量拠出金を、新たに設ける「容量拠出金相当額」として電気代に転嫁する。容量拠出金相当額の単価は1kWhあたり2.2円とした。同時期に実施される託送料金の改定分とあわせて、1kWhあたり1.6~2.04円の値上げとなる。

容量拠出金は将来の電力供給力の確保を目的に創設された容量市場に伴う費用負担。小売事業者が費用を負担、発電所を保有する企業らが入札により決定した収入を受け取る。

容量拠出金導入に伴う値上げを発表する新電力が相次いでいる。グローバルエンジニアリング、アストマックス・エネルギー、エスエナジーも容量拠出金導入を理由とした値上げを発表している。