HTBエナジーは29日、容量拠出金相当額の電気代への上乗せと解約廃止手数料の新設を発表した。4月1日以降に改定を実施する。
実施する料金改定では4月から費用負担が開始する容量拠出金を新たに設ける「容量拠出金反映基礎額」として電気代に転嫁する。2024年度の容量拠出金反映基礎額単価を1kWあたり136円とし、契約容量に応じて毎月の電気料金に上乗せする。10Aもしくは1kVAを1kWと換算するとしている。30A契約の一般家庭では408円の負担増となる。
契約廃止手数料の新設も実施する。他社への切り替えや引っ越しなどにより、需給契約を終了する際に2200円の手数料を請求する。これまで設定してきた最低利用期間内での解約に対し請求していた解約違約金は2200円から1100円に引き下げる。