Looopは「Looopでんき」で今年から加算している容量拠出金相当額を値上げすることを発表した。

容量拠出金は今年度から費用負担が始まった。将来の発電能力の確保を目的として、電力小売が費用を負担する。発電事業者の収入を増やすことで、発電所の収支改善を図り発電所の新設ならびに維持を促すことで将来の電力不足を防ぐねらいがある。

Looopでんきは今年4月から容量拠出金相当額として、1kWhあたり2.2円を電気料金に加算していた。10月以降は0.4円値上げし、2.6円を上乗せする。月300kWhを使う一般家庭で120円の負担増となる。

電力小売が負担する容量拠出金は年度ごとに改定される。年度途中の値上げには合理性が無く、利用者の反発を招く恐れがある。