
東京電力エナジーパートナーは30日、オール電化住宅に向けて提供している季節別時間帯別電灯(電化上手)に適用している全電化住宅割引を来年3月31日をもって終了することを発表した。
電化上手はオール電化住宅に向けて、2000年から提供されている料金メニュー。2016年に新規申込受付を終了している。電化上手ではオール電化住宅を対象に電力量料金を5%割り引く「全電化住宅割引」を適用している。この見直しにより、8kVA契約で月610kWhを使う東京電力EPのモデルケースで月966円の値上がりとなる。
電化上手は料金改定が相次ぐ。2022年10月には昼間時間の料金単価を引き下げる一方、夜間時間の料金単価を1kWhあたり12.48円から15.12円に値上げした。2023年6月にも他の料金メニューの料金改定とあわせて値上げを実施した。