衣料品通販大手ZOZOの創業者で実業家の前澤友作氏が1日、サービス利用に応じて未公開株を付与する新サービスを発表した。20日からサービス提供を開始する。
今回発表した「カブアンド」は電気、ガス、携帯電話やネット回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税の利用実績に応じて株式会社カブ&ピース(代表:前澤友作 所在地:東京都港区)の未公開株と交換できる「株引換券」を付与する。同社の株式価値が向上することで、ポイント還元による割引の付与よりも経済的メリットが大きくなる可能性があるとしている。
同社は電力販売に必要な登録を行っておらず、登録小売電気事業者として登録を受けた事業者の代理店や取次として事業展開するとみられる。サービス名は「KABU&でんき」「KABU&ガス」としている。
暗号通貨取引所のコインチェックが中堅新電力のイーネットワークシステムズと提供している「Coincheckでんき」は電気料金の1~7%分のビットコインを付与している。付与されたビットコインが値上がりすることで経済的メリットが大きくなる。