北海道電力は31日、泊原子力発電所3号機の再稼働後に、家庭向け標準メニューの電気料金を約11%引き下げる方針を示した。
泊原発3号機は2012年5月、定期点検のため運転を停止して以降、稼働を停止している。北電によると、再稼働が実現すれば燃料費を年間約600億円削減できる見込みで、この効果を料金に反映するという。
泊原発3号機をめぐっては、同日、立地自治体の北海道泊村が村議会の臨時本会議で早期再稼働に同意する決議を可決した。北電は2027年の再稼働を目指している。
北海道電力の電気料金は全国的に高水準で推移している。同社が想定する30アンペア契約・月230キロワット時のモデルケースでは、大手電力10社の家庭向け標準メニューの中で最も高い。料金を11%引き下げても、引き続き「最高値」が維持される見通しだ。

表:大手電力10社の家庭向け標準メニューの料金水準(2025年11月の料金)

