東京電力エナジーパートナーは29日、節電プログラムの利用規約を改定し指定時間帯の電気使用量増加に対しポイントを付与を開始する。
同社は指定した時間帯に節電に協力したユーザーにポイントを付与する節電プログラム「省エネチャレンジ」を提供してきた。4月以降は名称を「エコ・省エネチャレンジ」に変更し、指定時間帯の節電協力に加え指定時間帯に使用量を増加させた場合にもポイントを付与する。
わが国では太陽光発電の導入拡大により、電力需要が減少する季節の昼間の電力需給に余剰感が生まれている。発電した電力の受け入れを停止する出力制御の実施が4月以降、東京電力管内でも見込まれており、余剰感がある時間帯に電力使用をシフトしてもらうことで電力使用の効率化を目指す。