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停電発生に備えて準備しておくべきアイテム9選 | 計画停電にも

電力不足による停電・計画停電の実施に備えて準備しておくべきアイテムを一覧にまとめます。

停電する前に用意しておくべきアイテム

飲み物・食べ物

計画停電であれば1回2時間、災害による停電であれば3日続くことを想定して、飲み物や食べ物を用意しておくことが必要です。

災害対策であればアルファ化米、カップラーメン、缶詰、レトルト食品などが選択肢となるでしょう。私はパックに入った切り餅を災害時に食べようと備蓄しています。お湯を沸かすよりも早くて安全だと思います。「スライスもち」だと、より早く焼けます。

計画停電対策であれば食べ物の用意は必ずしも必要ではありませんが、地域や建物によっては水道の供給が止まる場合があるので最低限500mlのペットボトル1本は予め用意しておくことをおすすめします。

カセットコンロ・ボンベ

災害時の停電対策として必要です。

カセットボンベは大人2人・1週間という条件で6~9本が推奨されているので目安にしてください。メーカーにより異なりますが、製造から7年程度は備蓄出来るので適宜入れ替えを行う必要があります。

十分な量・必要なサイズの乾電池

懐中電灯やポータブルラジオなど、様々な用途で使用します。予めどの機器に、どのサイズの電池が、何本必要なのかを調べて、それに応じて電池を用意してください。

緊急時は家中の家電製品のリモコンなどから電池を外して対応することもおすすめです。

電池スペーサー

電池とあわせて用意してほしいのが、電池スペーサーです。

電池スペーサーは、乾電池に装着することでより大きなサイズの乾電池として使うことが出来るアダプターです。単4電池を単3電池として使ったり、単3を単2や単1として使うことが出来ます。

災害発生時は乾電池の入手が難しくなります。特に懐中電灯などで使われることが多い単1・2は入手が困難になりがちです。一方、東日本大震災発生直後の東京でもそうでしたが、単4サイズの電池は売れ残りがある場合があります(2011年3月15日頃、近所のイオンでは単4電池のみ購入出来る状況だった) 電池スペーサーがあれば、単4などサイズの小さな電池を調達して急場をしのげる場合があります。

単4→単3、単3→単2、単3→単1の3種類を用意しておくことをおすすめします。ダイソーなど100円ショップでも購入出来ます。

モバイルバッテリー・ポータブル蓄電池

スマホはもはやライフラインの一つと言えます。ですがバッテリーが無ければ何の役にも立ちません。

災害による停電については、最低でも3回分フル充電に出来るモバイルバッテリーやポータブル蓄電池を備えておくことが必要です。スマホ1台につき最低でも10000mAh以上のモバイルバッテリーを用意してください。

なお、スマホの基地局にはバッテリーや発電機が備わっており、計画停電程度の長さ(数時間)であれば通信を継続出来ることが多いです。

また、ポータブル蓄電池があれば扇風機やテレビなど消費電力が大きくない家電製品を数時間以上使う事ができますし、スマホの充電にも活用できます。私が行った実験では、デスクトップPCを2時間半以上問題無く使うことが出来ました。

関連記事:ポータブル蓄電池でデスクトップPCを2時間半動かしてみたレポート

ポータブル蓄電池

懐中電灯・ランタン

普段外が明るい都会でも、停電になれば街中真っ暗になります。夜間の停電にそなえて懐中電灯や、部屋全体を照らすことが出来るランタンを用意してください。

ペットボトルの底の部分に懐中電灯の光を当てると、光が反射してランタンのように使うことが出来ます。スマホのライト(フラッシュ)でも代用出来ないこともないですが、ライフラインであるスマホの電池を温存するためにも懐中電灯は最低限用意しておくべきです。

我が家では手回し充電も出来るランタンを用意しています。5分の手回しで20分点灯するというスペックです。太陽光パネルも付いているので、日の当たる窓際に置いておけば昼間に充電できます(太陽光発電での点灯時間はそう長くはないです)

ポータブルラジオ

ラジオ放送は災害時の情報収集に役立ちます。ポケットに入るようなポータブルラジオであれば1000円以下と安く、置き場所も取らないので1世帯に1台備蓄しておくことをおすすめします。意外と音量もちゃんと出るので、家族で集まって聴くことが出来ます。

スピーカーで聞いても単4・2本で40時間以上(私が持っているラジオの場合)と電池の消費も少ないです。

カセットガスストーブ(冬季)

冬季の停電時のそなえてカセットガスストーブを用意しておくことをおすすめします。我が家にも一台あります。

カセットボンベを燃料とするストーブで、電源は一切必要ありません(電池すら不要) 6畳以下の狭い部屋であれば、寒さを凌ぐのに最低限必要な暖を取ることが出来ます。

普段から石油ファンヒーターを使用している家庭では、電気を必要としない石油ストーブがおすすめです。価格も石油ファンヒーターと比べてお手頃ですし、普段使用している燃料をそのまま利用出来る点でも使い勝手が良いと思います。

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ハンディ扇風機(夏季)

盛夏期の停電に備えて、バッテリーを内蔵したハンディ扇風機を用意しておくことも検討してください。製品にもよりますが、内蔵のリチウムイオンバッテリーで数時間~10時間稼働します。計画停電対策にはなるでしょう。

特に熱中症になりやすい(温度変化に対応しづらい)高齢者や小さな子供がいる家庭では、ヒヤロンを備蓄しておくこともおすすめです。袋を叩くと化学反応によって氷枕のように冷たくなる製品です。首などに当てることで体温を効果的に下げることが出来ます。

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