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即効性アリ!今すぐ出来る家庭の節電対策10選 | 電力不足対策

今すぐ家庭で出来る、即効性のある節電対策を紹介します。

冷暖房の節電

家庭の電力消費量の7.4%を占めるエアコン、2.0%を占める電気カーペット、0.8%を占めるこたつなど冷暖房には大量の電力を消費します。効果的に使うことで節電が可能です。

フィルターを掃除する

語られ尽くされている「節電対策」だと思いますが、実行出来ている家庭は意外と少ないように思います。私は職業柄、退去後の賃貸住宅のエアコンフィルターを覗く機会がありますが、ホコリがびっしりと詰まっている住宅は非常に多いです。

1シーズンも使えばホコリは溜まるので、最低限冷房シーズンが終わったら掃除、暖房シーズンが終わったら掃除というのを心がけてください。エアコンの稼働時間が長いリビングなどでは1ヶ月に1度確認することをおすすめします(なかなか難しいとは思いますが・・)

カーテンを閉める

冷暖房のエネルギーの約半分は窓から逃げていきます。窓を閉めた状態でも、エネルギーは窓を通じて逃げていきます。特に夏の時期は直射日光が部屋の中に注ぐことで床などが暖まり、冷房の消費電力が増える場合もあります。

レースカーテンを閉めるだけでも、窓やサッシを通じて逃げていく熱を大きく遮断することが出来ます。電力不足時にはカーテンを閉めることをおすすめします。

最近の住宅はペアガラスなどを採用しており昔の住宅で使われている単板ガラスと比べて熱が逃げづらくはなっていますが、ペアガラスの住宅であっても窓やサッシを通じて逃げていく熱は無視出来るものではありません。

体を直接冷やす・暖める

体を直接冷やす、あるいは暖めることでエアコンなどの使用を抑えることが出来ます。

体を直接冷やす(夏)

真夏であれば氷を入れた冷たいお茶を飲む、氷やアイスを食べる、保冷剤を首に当てることでエアコンの設定温度を1~2度上げても快適に過ごすことが出来ます。冷蔵庫で氷を作れば、コストもほとんど掛かりません。

「着るクーラー」を使うと、冷房無しでも幾分快適に過ごすことが出来るのでおすすめです。電気代はルームエアコンの100分の1以下とかなり低消費電力です。

関連記事:着るクーラーの一覧比較

体を直接暖める(冬)

体を直接暖めることで、暖房の設定温度を上げても寒さを感じずに過ごすことが出来ます。

例えばスリッパを履くだけでも足元から来る冷えを遮断出来ます。また、私は「着る毛布」を冬の間よく使っていますが、毛布を着込むことで暖房の使用を最小限に抑えることが出来ます。

ガス火で沸かしたお湯でお茶や白湯を飲んだり、あるいはラーメンや鍋など体が温まる料理を食べることでも体を暖めることができます。おまけに室温の上昇効果も期待できます。

ミニホットカーペット

在宅ワークをしている時は、エアコンを使わずにミニホットカーペットだけで暖を取るのもおすすめです。東京では厳冬期でなければこれと着る毛布もしくはひざ掛けだけで乗り切れます。消費電力は「強」モードでも平均21W程度、「弱」で12W程度(実測)と省エネです。

関連記事:ホットカーペットの消費電力の実測テスト

冷暖房面積を狭くする

快適に過ごすために必要だからこそ使用する冷暖房。節電しろと言われてもそう簡単にはいきません。

そこでおすすめなのが冷暖房を適用する面積を狭くすることです。具体的にはドアをちゃんと閉めてエネルギーが廊下に逃げないよう気をつける、あるいは電力需給が極めて逼迫している時には家族で狭い部屋に集まる、などの対応があります。

我が家では以前、ドアなどが無いリビング直結の階段の入り口に、突っ張り棒でカーテンを吊るしていました。特に冬の時期はこのカーテンがあるのとでは暖かさが「大違い」でした。賃貸でも問題無く使用出来ます。

冬の時期はエアコンを活用する

オイルヒーターは電気をバク食いする(1年で捨てました)

セラミックファンヒーターやオイルヒーター、ハロゲンヒーターなどエアコン以外の暖房器具を使用する家庭も多いと思います。ですが、実はこれらの暖房器具はエアコンと比べて効率が4倍以上悪いため、同じ量の熱を得るには4倍以上の電力を必要とします。

エアコンが無く寒いトイレや脱衣場などではヒートショック対策として使用をやめるべきではありませんが、エアコンがある部屋ではこれらの暖房器具の使用をやめ、エアコンの設定温度を上げた方が節電になります。

ガスや石油ストーブの活用も(冬)

都市ガスやプロパンガスを燃料とするガスストーブや、灯油を燃料とする石油ストーブはエアコンと比べて消費電力が小さいです(ファンヒーターの場合) これらの暖房器具を活用することでも節電になります。

ファンヒーターは電源を必要としますが、ストーブ(温風は吹き出さない)であれば電源不要で使えるものもあります。普段から石油ファンヒーターやガスファンヒーターを使用している家庭では、停電時の備えとして電気を使わないガスストーブ・石油ストーブを「備蓄」しておくこともおすすめです。

関連記事:電気を使わない暖房器具の一覧

照明を適切な明るさで使う

照明器具は家庭の電気使用量に占める割合が13.4%と、一つ一つは消費電力が少なくても家中ぜんぶ合わせると消費電力が大きいものです。

日本の一般家庭、特に高齢者の住宅では夜間も煌々と照明器具で室内を明るく照らしていることが多いですが、夜間は照明器具の照度を落とす、あるいは使用する照明器具を減らすことで適切な明るさを保ちながら節電が可能です。

寝る前に強烈な光を浴びると、寝付きが悪くなります。睡眠の質向上の観点からもメリットがあります。

夏場は温水便座の座面ヒーターをオフに

洋式トイレの温水便座のヒーターは、夏の時期はオフにするのがおすすめです。標高1000mを超えるような高原地域を除けば、夏場は座面が暖かくなくても「ひやっ」とすることは無いでしょう。

温水便座は年間で2000~3000円の電気代が掛かると言われています。我が家では4~11月頃の時期は座面のヒーターをオフにしているので、年間1500円程度の節約になっていますし夏場の節電にも貢献することが出来ています。

ピークシフト

電気の使用をやめる、削減するのではなく「使う時間帯」をずらすことで電力不足対策に貢献することが出来ます。

電力不足が懸念されている状況下でも、電力不足が深刻なのは1日の中で数時間程度に留まることが多いです。逆に深夜や早朝は需給に余裕があります。

需給に余裕の無い時間帯から、余裕のある時間帯に電気の使用を移すことで電力不足対策に貢献することが出来ます。例えば食後すぐに回していた食洗機をタイマー設定で深夜に回すなどの方法があります。

関連記事:節電の賢いカタチ!電力不足対策に効果的なピークシフトとは?

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