オクトパスエナジーとLooopでんきの比較
オクトパスエナジーとLooopでんき、電気代が本当に安いのはどちらなのか。世帯人数別の平均使用量でのシミュレーションをもとに、サービスの違いも含めて徹底比較します! 実際に2社とも利用した経験があるので、細かいところもしっかり比較します。
目次
オクトパスエナジーとLooopでんきの比較
オクトパスエナジーとLooopでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
電気料金の比較 どちらが安い?
各地域の大手電力会社の標準的なプランと比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。
Looopでんきは30分単位で料金単価が電力取引価格に変動する市場連動型プランであり、オクトパスエナジーを含む一般的な電力会社の料金メニューとは異なる値動きをします。事前に「料金差」を予想し比較することは不可能であるため、当サイトではこのような完全市場連動型プランの試算を行いません。また、電力取引価格はしばしば高騰することがあり、電気代が高額になる恐れもあるので注意してください。
オクトパスエナジーは市場連動型プランではありません。ベーシックな「グリーンオクトパス」と、燃料費調整が無い「シンプルオクトパス」が主なプランです。燃料価格が上昇していく局面ではシンプルオクトパスが、下落していく局面ではグリーンオクトパスが有利です。シンプルオクトパスは契約から1年後に自動でグリーンオクトパスに移行します。


サービスの違い
オクトパスエナジー | Looopでんき | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 無し |
付帯サービス | 無し | 無し |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 コンビニ払い(有料) |
クレジットカード |
2社とも特に付帯サービスは無く、サービス面で大きな差はありません。Looopでんきは口座振替に対応していないので、口座振替で支払う場合はオクトパスエナジーを選んでください。
あえて違いを指摘すると、Looopでんきはスマホアプリを提供しており料金実績や30分単位で変動する今後の料金単価をスマホから簡単に確認することが出来ます。オクトパスエナジーもウェブのマイページから同様に確認することが出来ますが、アプリの方が使い勝手は良いでしょう。


環境・エコは?
CO2排出量 | オクトパスエナジー グリーンオクトパス 2023-12 |
Looopでんき |
---|---|---|
2022年度 | 0g | 948g |
2021年度 | 0g | 541g |
2020年度 | 未参入 | 482g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
オクトパスエナジーのグリーンオクトパスは非化石証書という仕組みを利用することで、実質的に再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロの電気を供給しています。
Looopでんきは2022年度実績が極めて悪い数値で、一般的な電力会社の2倍近いCO2を排出しています。追加料金を支払うとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスと同様に実質再生可能エネルギーの電気が供給されるオプションも提供しています。


特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
オクトパスエナジー
イギリスのオクトパスエナジーと東京ガスの合弁会社です。「グリーンオクトパス2023-12」では実質再生可能エネルギー100%の電気を供給します。
Looopでんきとは違い、一般的な料金体系(非市場連動型)なので分かりやすい点がメリットです。燃料費調整が無く更に分かりやすいシンプルオクトパスも提供しています。シンプルオクトパスは燃料価格が上昇していく局面ではメリットが大きくなりますが、燃料価格が下落していく局面ではデメリットが大きくなるのでその点は注意が必要です。契約から1年後にグリーンオクトパスに自動で移行します。
当サイトのリンクからオクトパスエナジーに申し込むことで、電気代が最大10000円割引になる「サイト de オクトパス割 2025-06キャンペーン」を2025年6月30日まで実施しています。初回請求時から10ヶ月にわたり、電気代が毎月1000円割引になります(合計で最大10000円) 途中で解約した場合は割引を受けることはできません。

Looopでんき
エネルギーベンチャー企業として新電力業界の中でも注目度の高い企業です。料金プランを定期的に変更してきた過去があります。
現在の料金プランは市場連動型となっており、30分単位で料金単価が変動します。電力取引価格に応じて電気代の単価が変動する料金体系です。電力取引価格が安定しているときは電気代が安くなりますが、高騰すると電気代も高額になる場合があるのでリスクが大きいです。一般的な料金プランとは値動きの仕方も異なるため、他社と料金比較することは不可能なので当サイトでは試算を掲載していません。
