電気料金比較表 関西電力エリア版
近畿2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)と福井県、三重県、岐阜県の一部をカバーしているのが関西電力。この地域に電気を供給している主な新電力会社のプランを簡単にシミュレーションできます。
関西電力の従量電灯Aの燃料費調整には「上限」が設けられているのに対し、多くの新電力そして関電の従量電灯以外の料金プランには上限がありません。その結果として多くの新電力の電気代が関電従量電灯Aより割高になっています。
料金一括シミュレーション
地域 | |
契約アンペア ※操作不要 |
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電気使用量 | kWh |
何月の数字ですか? | |
オプション2 |
備考
料金一括シミュレーションは2023年12月分の燃料費調整単価による試算値です(再エネ賦課金を含まず) 市場連動型プランは電力取引価格によっては電気代が高額になるリスクがあるため「当サイトセレクト」から外してあります。
関西でおすすめの電力会社は?
2人以上世帯なら奈良電力がおすすめ
2人以上世帯では奈良電力が安いので、おすすめです。世帯人数別の平均使用量での試算は以下のとおり(2023年春の料金改定対応済み)
最安水準の電力会社 | 料金削減(年) | 2人世帯 月348kWh |
-7143円 | 3人世帯 月391kWh |
-9367円 | 4人世帯 月437kWh |
-11747円 |
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2022年に大阪ガスやENEOSでんきなどが続々と燃料費調整の上限を「撤廃」し値上げしていく中でも、奈良電力は燃料費調整の上限を維持し続け、関西電力の従量電灯A(燃料費調整に上限あり)よりも割安です(使用量が少ない場合は関電より高くなる) ほか、コスモでんき(コスモ石油)も燃料費調整上限を維持しており、ファミリー世帯では関電より安くなります ※奈良電力の方が安いケースが多い
解約違約金や初期費用もありません。奈良県以外の関西圏でも利用できます。一人暮らしの平均使用量では関電従量電灯Aより高くなってしまうのでおすすめしません。
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奈良電力のメリット・デメリット
詳しく解説
都市ガスに関しては、大阪ガスからエルピオ都市ガスに切り替えると、ガス代が安くなるのでぜひこの機会にガスの切り替えを検討してください。2人以上世帯で年間数千円、ガス代が安くなります。初期費用や解約違約金、工事も必要ありません。
以下の記事でメリット・デメリットを詳しく解説しているので併せてご覧ください。
一人暮らしにおすすめの電力会社
一人暮らし世帯では、現在契約するメリットのある新電力が無いため関西電力の従量電灯Aをおすすめします。燃料費調整の上限が無い大阪ガスやeoでんき、auでんきやENEOSでんき、ソフトバンクでんきなど主要な新電力と比べても関電従量電灯Aの方が安い状況です。
関西電力でも、ガスセットプラン「なっトクでんき」なども燃料費調整に上限が無く電気代が高騰しているので注意してください。
都市ガスに関しては、大阪ガスからエルピオ都市ガスに切り替えると、ガス代が安くなるのでぜひこの機会にガスの切り替えを検討してください。1人世帯で年間2千円程度、ガス代が安くなります。初期費用や解約違約金、工事も必要ありません。
以下の記事でメリット・デメリットを詳しく解説しているので併せてご覧ください。
関西電力の値上げはどうなる?
関西電力は2023年4月に電気代を値上げします。他の地域では2023年6月から月数千円値上がる場合もある中、値上げ幅は100円以下と小幅です(一般家庭の場合)
この値上げに関する詳しい解説は以下の記事を確認してください。現在、関西電力の従量電灯Aを契約している方は引き続き関西電力従量電灯Aの利用を継続することを推奨します。
関西エリアで契約者が多い大阪ガス、ENEOSでんき、ソフトバンクでんき、auでんき、ドコモでんきなどはいずれも燃料費調整に上限が無く、関西電力従量電灯よりも電気代が高くなっています。値上げ後も引き続き、これらの料金プランは関西電力従量電灯Aより当面の間は割高な状況が続きます。また、関西電力でも従量電灯以外の料金プランでは上限が無い場合があり、電気代が高騰しています(ガスとセット契約用の「なっトクでんき」など)
一部の電気料金比較サイトやSNS等で「安い」と紹介されているオクトパスエナジーやテラセルでんき、出光でんきなどはいずれも燃料費調整に上限が無く、関西電力従量電灯Aよりも電気代が高くなっています。