電気料金比較表 関西電力エリア版
近畿2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)と福井県、三重県、岐阜県の一部をカバーしているのが関西電力。この地域に電気を供給している主な新電力会社のプランを簡単にシミュレーションできます。
電気代に毎月加算される「燃料費調整額」について、関西電力の従量電灯Aでは上限設定があるのに対し、多くの新電力や関西電力の従量電灯以外のプランには上限がありません。その結果として多くの新電力の電気代が関電従量電灯Aより割高になっています。
年間節約額 | 月170kWh |
月348kWh |
月391kWh |
月437kWh |
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奈良電力 従量電灯A |
+249円 | -7143円 | -9367円 | -11747円 | 解約時の違約金なし 燃料費調整上限あり |
コスモでんき スタンダード |
0円 | -2640円 | -5160円 | -6120円 | 解約時の違約金なし 燃料費調整上限あり |
上記全条件において、2024年10月分燃料費調整額を含めた試算で 下記料金プランはいずれも関西電力従量電灯Aより割高です。 大阪ガス、 関西電力なっトクでんき、 出光でんき、 ミツウロコでんき Pontaでんき、 auでんき、 オクトパスエナジー、 eo電気、 ドコモでんき |
関西でおすすめの電力会社は?
2人以上世帯なら奈良電力がおすすめ
2人以上世帯では奈良電力が安いので、おすすめです。世帯人数別の平均使用量での試算は以下のとおり。
最安水準の電力会社 | 料金削減(年) | 2人世帯 月348kWh |
-7143円 | 3人世帯 月391kWh |
-9367円 | 4人世帯 月437kWh |
-11747円 |
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大阪ガスやENEOSでんきなどが続々と燃料費調整の上限を「撤廃」し、値上げしていく中でも、奈良電力は燃料費調整の上限を維持し続け、関西電力の従量電灯A(燃料費調整に上限あり)よりも割安です(使用量が少ない場合は関電より高くなる) ほか、コスモでんき(コスモ石油)も燃料費調整上限を維持しており、ファミリー世帯では関電より安くなります ※奈良電力の方が安いケースが多い
解約違約金や初期費用もありません。奈良県以外の関西圏でも利用できます。一人暮らしの平均使用量では関電従量電灯Aより高くなってしまうのでおすすめしません。
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- 奈良電力のメリット・デメリット
詳しく解説
都市ガスに関しては、大阪ガスからエルピオ都市ガスに切り替えると、ガス代が安くなるのでぜひこの機会にガスの切り替えを検討してください。2人以上世帯で年間数千円、ガス代が安くなります。初期費用や解約違約金、工事も必要ありません。
以下の記事でメリット・デメリットを詳しく解説しているので併せてご覧ください。
一人暮らしにおすすめの電力会社
一人暮らし世帯では、現在契約するメリットのある新電力が無いため関西電力の従量電灯Aをおすすめします。燃料費調整の上限が無い大阪ガスやeoでんき、auでんきやENEOSでんき、ソフトバンクでんきなど主要な新電力と比べても関電従量電灯Aの方が安い状況です。
関西電力でも、ガスセットプラン「なっトクでんき」なども燃料費調整に上限が無く電気代が高騰しているので注意してください。
都市ガスに関しては、大阪ガスからエルピオ都市ガスに切り替えると、ガス代が安くなるのでぜひこの機会にガスの切り替えを検討してください。1人世帯で年間2千円程度、ガス代が安くなります。初期費用や解約違約金、工事も必要ありません。
以下の記事でメリット・デメリットを詳しく解説しているので併せてご覧ください。
オール電化住宅におすすめの電力会社
オール電化住宅にお住まいの方には、出光でんきのオール電化プランがおすすめです。
出光でんきのオール電化プランは関西電力の「はぴeタイムR」と比較して基本料金が割安に設定されている分、電気代が安くなります(電力量料金、燃料費調整額などは同等) またガソリンが2円/L引き(月100Lまで)や電気自動車を保有している月200円割引になる特典もあります。
出光でんきオール電化プランの料金単価は、関西電力で適用される電化割引額が適用された後の「はぴeタイムR」の単価と比較して基本料金が割安・電力量料金は同等なので、ちゃんと安くなる料金プランです。解約違約金や初期費用もありません。
2024年11月30日までにウェブから申込むと、2025年3月分の電気代が最大3000円引きになるキャンペーンを実施しています。当サイトの試算にはこの値引きは含めていません。
25年3月までに解約すると割引を受けられない点と、当月の電気代が3000円を下回る場合は割引額が3000円に満たない場合がある(繰越はできない)点に注意してください。