- 文:管理人石井 2021年3月10日更新
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低圧電力2kW契約で安い新電力会社
低圧電力(動力)2kW契約で電気代が安い電力会社はどこか。選ぶ際のポイントと注意点とあわせて解説します。
目次
基本料金の負担が大きい2kW契約
低圧電力2kW契約の電気代の構成として着目すべきは「基本料金」です。
低圧電力は基本料金が「鍵」
低圧電力(動力プラン)では、毎月の電気料金に占める基本料金のウェイトが大きい傾向があります。設備の利用状況によっては、電気代の7割以上を基本料金が占める場合も珍しくありません。
そこで鍵となるのが基本料金の削減です。電力自由化で数々の新電力会社が参入しており、中には大手電力会社の低圧電力と比較して基本料金を大幅に割安に設定したプランを提供しているところもあります。そのようなプランに切り替えることで、電気代を削減することが出来ます。
2kW契約で安い低圧電力(動力プラン)
具体的に、基本料金が安く2kW契約で「安い」新電力のプランを紹介します。
Looopでんき 動力プラン
中部電力が出資している新電力会社です。離島を除く全国に対応しています。
Looopでんきの動力プランは、大手電力会社の低圧電力プランと比較して、基本料金が大幅に割安に設定されています。2kW契約の場合、電気料金に占める基本料金の比重が大きいため電気代が安くなります。
解約違約金、契約時の手数料の発生もありません。
関西ではシン・エナジー
関西電力のエリアでは、上で紹介したLooopでんきよりもシン・エナジーの「低圧動力ワイド」が安いです。シン・エナジーは神戸に本社を置く中堅の新電力で、みなと銀行や三井物産などが出資しています。
楽天でんきと同様に従量料金は関電の低圧電力よりも高いです。また使用量が増えると更に料金単価が高くなる2段階制の従量料金プランとなっているため、2kW契約の場合は月の使用量が200kWhを超えない場合お得です。解約違約金の発生の無いプランです。
使用量が多い場合はENEOSでんき
2kW契約でも、機器の稼働時間が長い場合などには使用量が「少なくない」ケースもあります。そうした場合、上で紹介した楽天でんきやENEOSでんきでは十分なメリットを得られません。
使用量が多い、具体的には月200〜300kWhを超える場合は、ENEOSでんきの動力プランをおすすめします。基本料金は楽天電気よりも割高ですが、従量料金は割安(大手電力と同水準)なので使用量が多い場合にお得です。解約違約金の発生しないプランです。