- 文:管理人石井 2022年10月9日更新
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CDエナジーは一人暮らし平均使用量で
東電の従量電灯プランより
割高になっています。
以下、過去情報です。
一人暮らしが選ぶべきCDエナジーのプランは?
複数の電気料金プランを提供しているCDエナジー。一人暮らしの場合、どのプランを選ぶのが「最安」となるのか、条件ごとに整理して解説します。
目次
一人暮らしが選ぶべきCDエナジーのプランは?
どのプランを選ぶべきか、使用条件ごとに整理して紹介します。
なお、CDエナジーにはポイントでんき、ゲームでんき、よしもとでんきなどのプランもありますが、料金が安いベーシック・シングル・ファミリーの3プランに絞って解説します。
20A契約ならベーシックでんき一択
20Aで電気を契約している場合は、「ベーシックでんき」が最も安いです。迷わずベーシックでんきを選んでください。
他にも色々とプランがありますが、例えば単身向けとして紹介されている「シングルでんき」は20Aでは契約することが出来ません。また「ファミリーでんき」は名前の通りファミリー世帯で、電気を多く使う(具体的には月400kWh超)場合に東電より安くなるプランです。
20A契約で毎月400kWh以上の電力を使用するというのは滅多にあることではないですし、一人暮らしの平均使用量では東電よりも大幅に割高となる料金体系です。ファミリーでんきは「避けるべき」と言えます。

30A契約の場合は
30A契約の場合、「ベーシックでんき」と「シングルでんき」で迷う人が少なくないようです。以前、どちらを選ぶべきか読者の方から質問を頂いたことがあります。
結論としては、「ベーシックでんき」を推奨します。料金単価を見てみましょう。
ベーシック | シングル | |
---|---|---|
基本料金 | 802.98円 | 758.00円 |
〜120kWh | 19.78円/kWh | 19.88円/kWh |
121〜300kWh | 25.47円/kWh | 26.48円/kWh |
300kWh超 | 26.38円/kWh | 30.57円/kWh |
基本料金は45円ほど「シングルでんき」の方が安いですが、電力量料金の単価はいずれも「ベーシックでんき」の方が安く、トータルで見ても「ベーシックでんき」の方が安くなります。

40A以上の場合も基本的には「ベーシックでんき」
一人暮らしで40A以上で電気を契約している場合、一人暮らしの平均を上回る電力使用量があると考えられます。その点をふまえて、「ベーシックでんき」をおすすめします。
40Aでは「シングルでんき」も契約可能ですがこのプランは使用量が月120kWhを下回るとベーシックでんきよりも安くなります。ですが40A契約で月120kWhを下回ることは少ないため、ベーシックでんきの方が安くなると言えます。
オール電化住宅は必ず「スマートでんき」
オール電化住宅の場合、迷わず「スマートでんき」を選んでください。CDエナジーが提供しているオール電化用プランです。
通常のプランよりも深夜の料金単価が大幅に安く設定されており、オール電化住宅に最適な料金プランです。東電の現行のオール電化プラン(スマートライフ)と比べてポイント還元の1%分、お得になるプランです。東電より割高になることはありませんし、オール電化住宅ではベーシックやシングルプランよりも安くなります。

2022年現在、おすすめしない→割高になるリスク
2022年現在、燃料価格高騰により燃料費調整が高騰しています。燃料費調整とは燃料価格の変動を毎月の電気料金に転嫁する仕組みで、CDエナジーは東電と同じ計算方法を採用しています。
ですが東電の標準プランである従量電灯には設けられている燃料価格の「上限」が、CDエナジーにはありません。このため燃料価格の推移によってはCDエナジーが東電の標準プランよりも割高になるリスクがあります。
なお、東電でも新しいプラン(スタンダード、プレミアム、オール電化プランなど)や、東京ガスにも燃料費調整の上限はありません。注意してください。
オール電化プランについては東電もCDエナジーも同様に上限が無いので、オール電化住宅の方にはCDエナジーの「スマートでんき」はおすすめできます。